『空モデル大展覧会』 で買ったプラモデルに手を付けようと思い、先にニッパとピンセットを買っておきました。
作りはじめてすぐ分かったのは、このニッパだけではちょっと無理があったということ。
なにせパーツが小さいので、目いっぱい刃を寄せてもゲート部がこんなに残ってしまいます。
その部分はプロペラを壊さないように注意しながらタッチアップナイフで削り取りましたが、もっと細かい脚のパーツを切り離すのは無理だと判断し、専用ニッパを買いにいきました。
4000円近いものもありこれは800円くらいでしたが、使い勝手の良さはさすがに専用工具だけのことはあります。
P-38G ライトニング ドイツ空軍 鹵獲機
プロペラが実機と同じように左右の違いがあったり、機首上の12.7㎜機銃2門が内側から差し込むようになっていたり、キャノピーの枠まで塗装がしてあったりなど、小さなキットでも充分すぎる再現性です。
これで全幅109㎜ほどですが、基本的には切り取ったパーツをはめ込んでいくだけできっちり組める、その製造精度の高さにも驚きました。
こちらは機体が大きくパーツもこの少なさです。
四式重爆撃機 飛龍
合わせ目の隙間をパテで埋めて削って塗装する、というような造り込みは今回やりません。
それでも細かい作業に久しぶりの集中と充実感を味わえました。
2機の大きさの比較はこんな感じです。