和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

早朝の小田代ヶ原  日光

2018-12-20 07:58:26 | 日記














11月の初旬、深夜に松戸の自宅に迎えに来てくれた写友の車に乗っ4人で日光の小田代ヶ原に撮影に行ったことがありました。赤沼茶屋到着午前3時。午前4時半始発の電気自動車に乗り込んで小田代に向かいました。外は未だ暗いのですが車内は超満員。15分で小田代ヶ原にに着きましたがすでに自転車などで来た人がいて整備された木道に三脚を並べていました。日の出まで一時間以上あり冬支度をしていても手がかじかむほどの寒さです。足踏みをしながら寒さに耐えて日の出を待ちました。周りの人の話を聞いていると皆様常連さんのようでした。6時近くになって急に今までなかった霧が湧き出てきました。お目当ては湿原に一本だけ離れて立つ「貴婦人」と呼ばれるシラカンバの木です。シャッターの音だけが霧の中に響きます。みるみる変わっていく瞬間のすばらしさ、貴婦人にも日が差しこみ始めました。霧氷になっているようです。紅葉したカラマツの木々も浮かび上がってステキでした。私にとって今朝は何とラッキーな経験をさせてもらったことでしょうか。
あれから一か月余が経過しました。貴婦人も今頃は雪の中で凛とたたずんでいることでしょう。

紅葉の写真を掲載するのに忙しくてブログ掲載が前後してしまいました。

冬霧や肩並べゐて無言なる