過去の私のブログを見てみましょう。「かんぽの宿」がパーになった宮内義雄オリックスとはこんな会社なんです。これはほんの一端。ネットで検索すれば、ほかにもいろいろ出てきますよ。
◆宮内義雄オリックス会長と自社の利益のための規制緩和◆ 2006-08-01
朝日新聞(大阪本社)8月1日記事によれば、農林水産省が規制緩和と宮内議長の会社・オリックスとの関連を調べた。
規制改革会議の前身、総合規制改革会議は2003年7月の中間答申で、農地の直接取得を構造改革特区で株式会社に解禁するよう求めた。同会議は、農地取得など農業分野の規制緩和を一貫して要求。農水省はその矢面に立たされてきた。そこでオリックスのあら探しをした。
調べた結果、オリックスは石垣島でリゾート計画を立て、用地を取得した。その多くは農地で、規制緩和の恩恵に直ちにあずかった。
◆オリックスと村上ファンドと福井日銀総裁の深い関係◆ 2006-06-29
6月29日朝日新聞(大阪本社)朝刊13版1ページから、以下に記事抄録します。
日本銀行の福井俊彦総裁が、村上ファンドに1千万円を投資していた問題で、資金の受け皿となった投資事業組合は福井氏専用の形で、協同出資するオリックスが代表者となって業務全般を任されていたことが28日わかった。資金の小口化を図ると同時に、匿名性を高める狙いがあったとみられる。
◆「サラリーマン政商―宮内義彦の光と影」森功著 講談社1680円◆
この本についてamazon.co.jpでカスタマーレビューを見てみましょう。
∇Aさん
宮内義彦氏とオリックスの急成長の背後の影に光を当てた一書です。 彼は、小泉政権終焉時まで政府の規制改革民間開放推進会議議長 を兼任することで、政府を規制緩和の方向に動かし、緩和開放された 業種にご自身の関連会社の参入を実現させていったのだと。
∇Bさん
今も勢いのある対象を書く難しさは想像に難くない。本書のように正面から取材申し込みをしても引き伸ばしのうえ断られる程度のことは著者も読者も予想範囲だが、どのようにそれが行われるのかが書かれてあり、オリックスも大した手は使わないのだなと思った。
先に『「小泉規制改革」を利権にした男 宮内義彦』も読んだが、本書の方が石垣島リゾート開発や宮内が推進してきた規制緩和についてより具体的に詳しく書かれており、本書を読めばソレは読む必要はないであろう。
∇Cさん
我々民衆が「何かおかしい」と感じながらも「世の中とはそのようなものだ」と諦めかけている現在にあって、社会の裏で自分たちの利益のためだけに暗躍する醜い人間の姿を、この作品を読むことによって生々しく見ることができる。この社会が裏社会の住人たちによって踊らされていることに強い憤りを覚える。
◆ほかにもまだあります◆
このほかにもネットで検索すれば、まだまだいろいろ出てきますよ。その一つが『これ』です。クリックして読んでみてください。