川本ちょっとメモ

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「はやぶさ2」の成功――年齢・性格の異同、能力の格差にとらわれず 600人のメンバーが相互に問答する場を心がけた

2021-02-20 19:49:21 | Weblog


毎日・世論フォーラムのニュース記事を掲載します。講演の詳細記事は近日のうちに毎日新聞に掲載されると思いますが、「600人のメンバーが相互に問答する場を作ることを心がけた」という点に感銘深く注目しました。

600人のメンバーの間には年齢・性格の異同、能力の格差、担当職務・任務の軽重など、人間が集まっているどのような場所でも見られる差異があることと思います。これは世間にあるあたりまえのことがらです。

毎日の暮らし生活におけるなにげない人間関係にはじまって、人間社会のどのような場面にあってもこうありたいと願うありようの一端が、「600人のメンバーが相互に問答する場作り」に具現していると、感銘深くしました。以下は、この小記事全文です。




 ■相互問答心がけ  はやぶさ2成功(毎日新聞2021.2.19.朝刊)


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」のプロジェクトマネジャー、津田雄一氏が18日、毎日・世論フォーラム(毎日新聞社主催)で「人類未踏の小惑星からの帰還~はやぶさ2の成果とマネジメント」と題し、オンライン講演した。


 はやぶさ2は2020年12月、小惑星リュウグウのかけらを地球に届けた。津田氏ははやぶさ2の使命を、

    ▽惑星間往復飛行を実現する技術的意義
    ▽採取した石や砂から太陽系の起源を探る科学的意義
    ▽フロンティアに挑戦する探査としての意義  ――と説明。

 
 岩だらけのリュウグウへの着陸など多くの難題を解決できた背景を誰も知らない答えにどうたどり着くかが求められる。600人のメンバーが相互に問答する場を作ることを心がけたと語った。


 リュウグウに2回目の着地をするか議論になり、周到な準備をし成功したエピソードに触れ「挑戦がない仕事は面白くない。一方で、事業全体が失敗するようなギャンブルはしない。大きな挑戦を積極的に提案できる環境作りが重要だ」と述べた。







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