2022-06-26
きょうが穏やかでのびのびとした暮らしでありますように。あしたがのびのびとして希望のある日でありますように。ほかの人もそうでありますように。――今のわたしが望む最大公約数のものがこれで、ありふれていて平凡なことです。でも、わたしのさまざまな雑念はここから起こり、ここに還っているように思うきょうこのごろです。
次の7月10日日曜日は参院選投票日ですね。国政選挙では、「これだけは譲れん」と自分が思う命題に合う人、または党を、わたしは選びます。また、その選挙のころの政治状況や社会状況に応じて選ぶための命題が変わることがあります。だから、わたしは浮動票です。
今回はこの政党またはこの候補者をと思っていても、その政党の地元候補者の人柄が気に入らない、逆に候補者の人柄は信頼できそうだが所属政党が気に入らない、と迷うこともあります。そのうえに、ことごとく理性的に投票してきたわけではありません。これまでの数々の投票経験の中では、人間関係の情に流されてついついという投票をしたこともありました。ですからわたしは、立派とは言えない浮動票です。
また地方議会では、国政と異なる選択基準で選ぶことにしています。地方議員の活動が国政選挙に貢献していることを選択要素から除いて、住民と行政当局との取次役、すなわち誠実な世話役型の人を選ぶことにしています。この理由は、国会を通過した法律と国会を通過させた政権=中央政府の統制に基づいて、地方行政が厳密に運営されているからです。
そういう枠内の地方行政の裁量幅ですから、その運用のしかたに人間味があるかどうかにかかってきます。さらに地方行政は身近であるだけに、地方政治家個々人の人柄もわかりやすい。支持政党が選挙のたびに変わるかもしれない、国政選挙と地方政治選挙で支持政党が変わるということで、わたしは重ねて浮動票です。