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サンクトペテルブルク市内観光

2015-08-19 | ロシア旅行

8/12 世界遺産サンクトペテルブルク市内観光とエルミタージュ美術館見学です。

旅行社から渡される旅程表に詳しい時刻の記載がないのは、美術館の見学予約時刻が不確定のためのよう。美術館は3時間滞在、駆け足で見どころだけ廻り、よく歩き、よく疲れました。

足腰丈夫なうちにヨーロッパへ。しみじみと思いました。

窓からさっきのスーパーが見えます。そろそろ出発です。人影はほとんどありません。右へ5分も行くとバルト海。何かの施設の建設中で海へは近寄れません。

客室数1,000室以上の巨大ホテルで、真夜中近くになってもツアー客が次々やってきていました。


 

先ずはボりシャヤ・ネバー川に面したスフィンクス像前へ。

左右一対あります。19世紀初め、ギリシア人の考古学者が発掘し、購入先を探していたところ、ロシア人の将校、外交官目に留まり、国の財産として購入。船ではるばると運ばれ、1832年にここに据えられたとのことです。

赤いのはロストラの灯台柱。向こうにペトロパブロフスク要塞が見えます。

対岸にエルミタージュ美術館が見えます

宮殿橋をバスで渡って広場で降ります。ニコライ一世の像があります。脚二本で像を支えています。

ギラギラと暑い日差し。でも空は秋の色。

反対側にあるイサク大聖堂。帝政ロシアのシンボルとして1858年建立

この地は元々低湿地だったため、地中に杭を打ち込み、石を敷き詰め、重い柱を立て、完成までに40年もかかったそうです。金色の屋根は純金と水銀の合金とガイドさんの説明。

ちなみに二日間の観光のガイドさんはワーシャさんという40代の男性。とても日本語が上手で、ユーモアたっぷり、本業はオペラの演出家、以前はオーケストラでバイオリンを弾いていて、日本にも講演に来たそうです。

その時、日本の魅力にはまり、日本人にかかわる仕事がしたいと、独学で一年間で日本語マスターしたそうです。四文字熟語などもよく御存知。サンクトの中心部アパートにに奥様とオザワクンという猫、あともう一匹も日本風の名前でしたが、失念。

ワーシャさん、皆様、右のアパートの四階をご覧ください。こちらはとても重要な建物ですが、お判りでしょうか。

客全員、・・・・・・

ワーシャさん、私の住んでるところです。皆様、次またきっとサンクト・ペテルブルクヘゆっくり来てください。私の家にも来てください。

とホスピタリティ満点のガイドさんでした。二日間、とても気を遣っていただいて、ロシアの商店などはおおむね無愛想でしたが、この方一人のおかげで、ロシアにいい印象を持ちました。

 

エルミタージュ対岸のペトロパブロフスク要塞。ピョートル大帝の時代に作られ、実際は監獄として使用される。ピョートル大帝の皇太子も謀反の疑いでこの獄で拷問を受けて死亡したとのこと。

またこの中の聖堂には歴代のロシア皇族が眠っている。最後の皇帝だけは遺骨が確定していなかったが、時代が下り、大津事件の証拠品とDNA鑑定で照らし合わせてようやくそれと分かりまつられているそうです。

正午に号砲が鳴りました。

続いて血の上の救世主教会へ。

「人民の意思」派のテロで1881年にアレクサンドル二世が暗殺された場所に建つ。建築は1907年

土台はコンクリートで、新しい技術が随所に見られるとか。ソ連時代は倉庫などとして使われていたが、修復して元の姿によみがえったとのこと。サンクト・ペテルブルクの人気スポットで観光客多し。

観光客相手のアイスクリームスタンド

品数豊富。130円から200円くらい。指さしてお金を渡すとアイスボックスを開けてもらえます。

もうおじいちゃんだけど、アイス大好き。見たらたいてい買ってしまいます。胸に燦然と輝く旅物語。

続いてお昼ご飯のレストランへ。パリ風のお洒落な通りです。向こうは劇場。名前失念。

前菜のスープ、トマト味にハーブが効いていて、やや塩辛い。ドイツほどではないけれど。

このあとビーフストロガノフ。これはストロガノフという人が歳とって、牛肉を柔らかく煮込んだ料理を好んだことからつけられたそうです。肖像画がエルミタージュ美術館にありました。

お天気良くて暑いです。昨日の疲れがまだよく取れていませんが、頑張って午後も観光いたしましょう。

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広島→福岡→ソウル→St.Pertersburgまでの長旅

2015-08-19 | ロシア旅行

福岡空港で、JTB受付カウンターでe-チケット貰いチェックインです。ソウルで6時間待ちの乗り継ぎです。

機内食は韓国料理も選べます。

夕陽を追いかけながらひたすら西へ。ヨーロッパへ入ってきました。大小の湖が見えます。

もうすぐです。ソウル、インチョン空港発17:55、サンクトペテルブルク着21:30。時差はロシア西部で日本と6時間。日本時間では翌日の午前3時半になりますね。さすがに疲れました。

畑が見えます。まだまだ日が長い。

ロシアの高速道路。

着きました。入国審査は出入国カードを一人ずつ係官が作るので時間がかかります。

二人行方不明の人がいて、荷物が出てから20分くらい待っていました。両替所を探していたらしいけど、見つからなかったようです。

兌換率悪くても、当面のお金は準備した方がいいかもしれませんね。

空港出るのに1時間、バスで市内まで1時間、もう日本時間で朝の6時近く。さすがに疲れました。短い時間でしたが、バスは日本語科の学生さんがガイドをしてくれました。そろそろホテルに着きます。


 

ホテルはパークイン・プリバルティスカヤ。ソ連時代は外国人専用のホテルで地元の人は近寄れなかったとか。

今は外資系に経営が移り、ツアー客御用達のホテルになっているようです。中国からはビザなしで来れるので、中国からのお客さん多し。あとは韓国と日本がちらほら。中国人は食事会場は別でした。

いかめしい作りは社会主義の名残?

案内のmapで顔隠す。

1703年、この街を造ったピョートル大帝の像。1712年、帝政ロシアの首都がモスクワからバルト海に面したこの地に移り、西欧に開かれた窓として発展を遂げる。都市の名前はピョートル大帝の守護聖人ペトロから採り、ドイツ風にしたとのこと。

本日は9:30ホテル発。ゆっくりしているので海まで散歩。海岸には行けないので引き返します。

アパートと放置した車。広い国なので駐車場というのは特になく、どこにでも停めています。そのまま乗り捨てるのもあるようです。車を洗う習慣はないとのこと。

スーパーは八時開店

品物豊富。

おみやげコーナーも。

部屋に返って一休み、午前中は市内観光です。

ヨーロッパは初めての夫は期待いっぱいらしい。私はまあまあ。ケンカせず仲良く旅したいものであります。

コメント (2)
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