秋の一日、姑様は今日も元気～

毎日曜日、何かしら予定を入れているので少々息切れして、本日は家にいる。

家にいるので、夏物衣類の洗濯。布団の整理など。

歩いて三分ほどの近所のホームセンターに洗濯コーナーできたので、試しに敷布団一つ持って行って洗ったけど、大失敗。

中綿が昔のウール、湯で洗ったので、縮んでしまった。ウールが縮むこと、忘れていたようーーーー。

洗剤も柔軟剤も機械が調整するマシーン、800円のコースだった。あーーん、洗う前に捨てるんだった。残念。

古い布団、ほぼ捨てた。残るは大型のコタツ布団だけ。

大型コタツ、考えてみたら、買ったのが息子たちが中学生になったころ。体が大きくなったので、全員用のつもりだったけど、家族団らんでこたつ囲むこと、一度もなかったなあ。その年になると、親に寄りつかない。夫もオーディオの部屋にこもりきり。電気代勿体ないので、ほとんど使ったことない。

コタツの方はテーブルとして使っているけど、大きな布団だけ、なぜか捨てられない。とても寒いときの予備用にと思っている。思いながらはや20年以上、経っている。

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午後は夫と二人で、姑様の施設に。13時15分頃、みんな食事終えて、姑様だけ最後のデザート食べていた。

歯磨きは職員の人がして、夫と二人でベッドへ運ぶ。栄養いいのか、家にいるときより体重増えた感じ。全然立てないので、ベッドに移すのに一苦労。夫はずっと腰痛なので、私が横から手助け。何とか押し上げる。お尻がベッドに乗っていれば、あとはどうでも、引きずったり、引っ張り上げたり。

施設で4番目の高齢者、まだまだ元気です。人の親、長生きを喜んでいないようで悪いけど、家に居たらどうなっていただろうと、しみじみと思いました。

今日夫と話したのは、旅行を我慢するのはまあいいけど(ほんとは嫌だけど)、自分が病気になっても病院に行けないのは困る。私たちも高齢なので、そのことも考えたら、在宅介護はもう無理だったと夫と言い合った。

今はどんなものでもまず捨てることを考える。この先、服縫ったり、バッグ作ったりもほぼしないと思うので、ため込んだ材料の整理からまず始めましょうか。

断捨離番組見て思うのは、床に物を置くようになったら、あとはゴミ屋敷まっしぐら。適正量しか持たない。それを心掛けたいと思う。

 

映画「24時間の情事」を見る

只今八丁座で上映中。

アマゾンより。

1958年日仏合作映画。原題は「ヒロシマ・モナムール」。

主演したエマニエル・リヴァは当時の広島の街を写真に写していて、10年以上前、その写真集発刊を記念してご本人が来広。その時は映画館であいさつもされた。私がこの映画を見たのはその時に次いで、今回が二度目。

私(リヴァさん)にとって広島は特別な都市で、今も強く印象に残っている。約50年ぶりにまた広島へ来て、周りの山の形だけは変わらないけれど、見事に復興した街の姿に感慨深い。と言うようなことをフランス語で話されたと思う。(通訳付き)

堂々とした、立派に年を取られた女優さんという印象。

本日は夫を誘うと行くというので二人で鑑賞。

ナチスの兵士と恋愛したフランスの少女、家族を原爆で失った広島の若い建築家、二人が出会い、戦争の記憶と向き合い苦しみの中から、生きなおそうともがく様子が、当時の広島を舞台にして繰り広げられる。

私が広島へ来たのはこの映画の9年後だけど、日赤病院、福屋、など町並みが懐かしかった。

今、平和公園内資料館の西隣は国際会議場になっているけれど、その前は広島市公会堂で、学校の入学式もここであった。当時はその上にホテルがあり、広島では数少ない、たぶんただ一つの西洋式ホテルだった。古い地元の雑誌に広告があって、一泊4千円、夕食2千円とかのぶっちぎりの高級ホテルだったらしい。

娯楽映画ではないし、こちらが気合い入れて見ないと、なかなか意味の分からない場面もあり、昨今の分かりやすくて楽しい作品の対極にある映画。

前回同様、静かに感動した。

隣の夫は一部退屈そうにしていて、昔はあんな映画が多くて、訳わからんでも我慢して見ていたという感想。

ヌーベル・バーグとか日本では鈴木清順などが最後だったかもしれない。

岡田英治の演技もよかった。テレビ草創期、刑事ものにもよく出ていた。

人生は有限、映画は永遠。最近合作映画と言うのもとんと見かけませんが、各国内向きになっているのでしょうか。

帰りは金座街でご飯食べて、歩いて一部電車で帰宅。

夜の繁華街歩くなんて久しぶり。店がだいぶ入れ替わっていた。いつの間にか広島のお上りさん。