日曜日は前日に引き続き、牛田公園へ。
メンバーは高齢女性3人。
まずは安楽寺の大イチョウ見学。
山門の屋根を貫いています。
樹齢は推定350年。原爆の火にも敗けず残りました。
安楽寺本堂の屋根は、爆風で5センチほど浮き上がって傾いています。
と言うような話を、友達にします。
「**さん、なんでそんな話、知ってるの」
「なんでかなあ・・・新聞なんかで見て、ひとりでふらりと来るから??市の広報誌に写真提供したこともある」とまたうざい自慢話する私。
ごめん遊ばせ。
続いて水道資料館へ。
この付近は広い牛田の浄水場があったところ。今はビッグウェーブのプールなどに。
太田川から水を取り、市内に配水していた。
広島の水道敷設は全国で5番目くらいだったかな。埋め立て地で井戸が掘れず、日清戦争後、軍都として整備する一環としてつくられたそうです。
中にいろいろな資料展示。
伊藤博文揮毫。
天皇の人徳でこの施設が下げ渡されたというような意味らしい。
同行者二人、ここにこんなものあるって知らなかった。
何で知ってるの?
だから一人でふらふらと出歩くからと答える私。
元水道局員の方がガイドしてくださいます。
お土産にカルキなしの水道水、ペットボトル入りが無料でもらえます。皆様もぜひどうぞ。
場所はビッグウェーブ裏側。案内板あります。
女の娯楽はおしゃべりするに勝るものなし。
この数年に知り合った人たちだけど、長い年月生きて来たので、過去のこと、いくらでも話すことがある。
身内のいざこざ、若い時の恋愛話、昔の暮らし…話して気分が晴れることもあるわけで。
ご主人ご実家が京都旧家の人、その話は私にとってはミラクルワールド。
嫁いですぐ、姑様から
「あんた、一月から十二月までの訪問着、全部出してみぃ」
「訪問着って三枚しかありませんけど」(それだってわが実家のような庶民には支度できない)
「なんや、えらい少ないなあ」ですって。
もうびっくりですが、最近読んだ京都本には京都の季節は12あるそうで。一部の特権階級には、それが昔は普通だったのかも。
私もいろいろ聞いてもらってちょっと気が晴れた。
この数日、ちょっと気の塞ぐことがあって。何がかって?
それはいずれまた・・・