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Berret in 福屋広島駅前店

2013-08-19 | クッキング・ランチなど

昨夜は食事に出かけました。

氷温ビールだけどぬるかった。。。。。

合鴨の何とかとか

ビーフの何とかを食べて

あとは料理を二、三品食べて、駅を見て帰りました。手前が下りの新幹線ホーム。新幹線って長いんだなあと。

一昨日、次男が来て一緒にご飯食べて話をした。今年のお盆は静かなお盆だった。最後の仕上げのつもりで出かけたけど、

こんんな冷気、立ってなかったよ。ビールの氷点って何度?

初めお好み焼き屋の電光石火へ。三十人以上が順番待ち、断念。和食、量少なそう。中華、夫が脂でお腹壊すそうな。寿司、生ものは苦手な私。ソバ、私が嫌い。讃岐うどんに勝る麺類なし。

で、結局前に一度行った店へ。駅がよく見えるカウンター席なら今度一人でも大丈夫。というか、私くらいの年齢の女性でも最近一人で食事している人を結構見る。

文庫本読みながらとか、そういう時はちょっとおしゃれしてると違和感ないかな。人生後半の自由な時間、大事に使いたいなと思った。

駅でケーキ買ってそこで解散。連れは本屋へ行った。私は直帰。お盆も終わったけど夏はまだまだ続きそう。

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ワンピース二枚目

2013-08-17 | 日記

二階が明るいので場所移動。窓から風が入るのでエアコンはなしで。しかしまあマンションだらけ。

衿も袖も、前開きもないのですぐできる。

浴衣用の和柄。和柄が好き。

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「はだしのゲン」の閲覧禁止に反対します

2013-08-17 | 日記

以下は読売オンラインからの借用


 漫画家・中沢啓治さんの代表作「はだしのゲン」の描写が過激だとして、松江市教委が、子どもが閲覧する際は教員の許可が必要な「閉架」にするよう全市立小中学校(49校)に要請していたことがわかった。

 文部科学省は「こうした例は聞いたことがない」としている。

 市教委によると、昨年度で39校が図書室に所蔵。作品には、旧日本軍が人の首をはねたり、女性に乱暴したりする場面があることから、市民から撤去を求める声が上がり、市教委が昨年12月、全校に要請した。

 古川康徳・副教育長は「立派な作品だが、表現が教育上、不適切。平和学習に使う場合は教員が解説を加えるべきだ」としている。

 出版社「汐文社」(東京都)の政門一芳社長は「一場面を取り上げて過激だとせず、本質を見てほしい。天国の中沢さんも悲しんでいるはず」と話している。

2013年8月17日08時57分  読売新聞)

借用以上。
 
私の考え。
 
市民からって、市民にもいろいろ。誰だあ、こんな要求出したのは。
 
過激というけど、要するに、日本軍が人の首はねたり、女性に乱暴する場面を見て、子供が同じことをするかもしれんという懸念ではあるまい。それより過激な漫画ってたくさんありそうだし。
 
戦争ではどんな残酷なことも起こる。それを子供たちがしっかりと学習し、二度度戦争はしてはいけないという気持ちを持つだけではなく、毎日の生活の中でも、暴力はいけない、弱い者をいじめてはいけないと思う契機にするべきだと思う。
 
日本のことを悪く言われたら過激に反応する昨今の風潮がここまで及んでいるのかと、愕然とした。松江市民には見せるべきという意見はないのだろうか。あるはず。声に出してほしい。
 
一つの著作物の一部の部分を取り上げて禁書扱いするなんて、間違っている。表現の自由は最大限尊重されるべきと思う。
 
もし、閲覧に反対した市民が「日本軍は人の首もはねてないし強姦もしてない」と言うのであれば、太平洋戦争のどこの戦場でもそういうことが一切なかったという証明をするべき。出来るわけないよね。
 
政治的な立場、思想的な位置は人それぞれ。だからと言って気に食わない著作物を読めないようにするのは著者と読者の権利を侵しているのではないでしょうか。
 
一部の声に押されて、こんなことを決めてしまう松江市教育委員会、憲法の表現の自由の条項をもう一度読み直して、自分たちが人類が長い間に勝ち取ってきた権利を侵したことを自覚し、閲覧できるようにしてほしい。
 
それか全員辞任ですね。
 
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お盆休み

2013-08-16 | 日記

午前中、はるばるとアンデルセン本店まで。そのあと古書店と紀伊国屋書店を廻って昼過ぎ帰宅。

きょうも暑くて、世間も私も街も夏に飽きた感じ。

紀国屋で、安部公房と長年愛人関係にあった女優さんの告白本を立ち読み。文章がうまいし、細かなことをよく覚えているなあって感心した。初めに若い日の写真がいろいろあって、安部公房が撮ったらしい、素っ裸でベッドに横たわって笑っている写真有。生きたあかしに本を出したいと思ったらしいが、やはり女優さんは私らシロートとは感性が違うんだあ。私なら出しませんって、そんなもん初めから需要もないけど。

人を好きになるのは仕方ないけど、三角関係って結局は誰が幸せになるんだろうと思った。こんな場合はたいてい女ばかりが責められるけど、男も同罪。けじめをつけないのは男の罪。

「愛人スキャンダルが出るとノーベル文学賞がもらえない」と編集者が言ったと彼女は説明されたらしいが、ノーベル賞には異性関係がきちんとした人間って選考基準でもあるんかいな。男の都合のいい言い訳だと思う。なんか読んでてムカムカした。

作家も妻ももうこの世の人ではない。やっと告白する気になったのだろうか。過去は美化されるというけれど、気持ちを整理してやっと前を向いて歩いて行けるのではないだろうか。しかしまあ、他人事ながら、難儀な人生ではある。そして本妻さんに深く同情した私。


 

暑いのでつい家の中の写真撮ったけど、棚の扉にボール大の丸ふたつ???レンズの埃???ものが多すぎて片付けたいけど、暑いので気力なし。涼しくなればね。

これはひどい。畳の上にボール二つ。

そのあと、こちらは写ってない????やっぱりホコリ????

 

千葉県市原市から今年も季節の便り。ありがとうございました。お姑様におすそ分けして義妹と話する。


横浜の某病院より、紹介のお礼のはがきと、所見の入っていると思われる封書が届く。同名の施設が横浜にあるらしいけど、何ではるばるとうちに来るの?そのままポストに戻してもよかったけど、同じことがあってもいけないので電話した。

事務の方につながって、向こうさんは初め状況が呑み込めなかった。名前でgoogったのかしらん?上位に出たのを喜ぶべきか。これもまたgoogleの罪とはいへり。老女落涙。

 

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「新しい人」の方へ 大江健三郎

2013-08-15 | 読書

 

愛媛県内子町大瀬、作家の実家はミツマタを買い入れて造幣局へ納める仕事をしていたそうです。ビールケースの向こうがその実家。

集落の後ろは清流小田川。

この本では家の後ろ=川に向かった家の南側は畑があって、子供の頃、木の上に本を読むための自分専用の小屋を作ったこと、川の中の大きな岩の窪みに頭を入れて泳ぐウグイを見るうち、頭が抜けなくなっておぼれかけたこと、店の奥で事務を執る父親の記憶など、分かりやすく語られている。

先月行ったばかりなので興味深く読んだけど、この人のを読むのは何年振りだろう。「治療塔惑星」のあとは記憶がない。25年ぶりくらい???


 10年以上前、若い人に向けて書いたエッセイ集で週刊朝日に連載していたもの。難しい言い回しは全然なくて、自分の生い立ち、読書に対する姿勢、渡辺一夫に憧れて東大仏文科に進んだこと、障がい者のご長男と家族のことなどが率直に語られる。

著者は本好きで、ちょっと変わった子供としていじめやからかいの対象になることもあった。その経験を踏まえて、若い人に意地悪をしても何も生み出さないと思うだけでいいとアドバイスしている。

また地区の教師から「仏文科出ても愛媛県では職がない」と家族まで注意される(難癖付けられる)。人間は自分の見聞の範囲でしかものごとを理解、判断できないいい例だと思うが、狭い地域社会で、少年時代の著者は本をたくさん読むことで広い世界へ出て行こうという思いを育てたのだと思う。

私は長い間、小説の森の話は大げさに描いているとばかり思っていたけれど、内子への近さは別にして、深い森と清冽な流れが作家の感性を育てたことが理解できた。行ってよかったと思う。

権威に惑わされることなく、自分のしたいことをたゆまずやり続けること。若い人に向けて放つ言葉はやはりその人となりをよく顕していると思った。大人が読んでも充分面白かったです。

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吾妻山の花と木

2013-08-15 | 山歩き

四国旅行は止めて、昨日は庄原の吾妻山に日帰り登山しました。目的は草原の夏の花。

涼しい風を期待しましたが、今の時期、どこも暑い。厳しい山歩きとなりました。

花の写真は縮尺まちまち、見苦しいかもしれませんがなにとぞお許しを。

ツリフネソウ

フウロソウ

カワラナデシコ

ウツギの仲間?

スイレンはたぶん観光用に植えたもの。池はたたら製鉄のための貯水池あと。

キセルアザミ

コバノギボウシ

コオニユリとキンミズヒキ

タムラソウ トゲがないので見分け容易

ボタンヅル。ドイツのハイデルベルクではボタンヅルを垣根に多用していた。寒い土地に咲く花と思われます。

マルバハキ? ハギは種類が多くて見分けにくい。

アキノタムラソウ

ウツボグサはもう終わり

だいぶ上がってきました。

ツリガネニンジン

ホツツジ

秋の気配

ビッチユウフウロ

ママコナは咲き始め

オオバギボウシは梅雨明けに咲く。暑さにぐったり。

ヤマアジサイ。花が終わってても頑張る。

ヨツバヒヨドリ?

比婆山連山とワレモコウ。山頂で大山が見えますかと聞かれたけど、めったに見られない。秋の台風の後とかには見られるかも。

リョウブの花がいい香りだって、初めて知った。

ネジバナは元宇品プリンスホテルの芝生にもある。

山も温暖化?

ヤマジノホトトギス

ウリハダカエデはたくさんあった。

オオハンゴンソウ。確か北米原産の寒いところに咲く花。繁殖力旺盛。

シモツケ


 

暑いけど花は頑張って咲いていました。行きは産直野菜を仕入れ、帰りはかんぽの郷庄原の日帰り入浴利用。

同じ広島県内だけど、登山口までは車で二時間半くらい、遠いです。 

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夏の一日

2013-08-13 | 日記

夫が居間で寝ているので、今朝は起こさないように早朝から散歩に行きました。6時台だと、まあ涼しいです。

路面電車。元は京都市電の車両。

ボートの教室

兄弟船。水上消防署。

プリンスホテルと漁船。

草むらになった公園。トンボが飛んで取りあえず立秋。

行ってみたいな遠い国、四国。

こちら松山行高速艇。

食堂。

ワンピース完成。ゆとりがあるので次に妊娠しても大丈夫。

両脇ポケット付。地模様のある厚い生地で、着てみたら暑かった。。。。

お墓参りで、擁壁に自生するタカサゴユリを採ってきた。タカサゴユリは真夏に咲き、数年すると生えなくなるそうです。

今から晩御飯作ります。イトヨリの煮つけ。キュウリの膾。ゴーヤチャンプルかな。

明日から旅行行こうと急に言われて、心の準備のできてない私。明日からお休みなんて、すっかり忘れてた。毎日家にいるので。

皆様も暑いお盆、お大事に過ごし下さい。

 

 

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完成間近

2013-08-13 | 日記

先月の様子。

傘大好き。「お祖母ちゃん、傘貸して」

赤ちゃんは背筋を伸ばすように抱きなさい。丸めて抱くと本人が苦しいからね。

お祖父ちゃんが、抱っこの講習。


息子たちが、新しい家で幸せに過ごすよう、祖母は願っておりまする。お勉強苦手でも、スポーツできなくても、元気で毎日楽しく、喜びを周りに与えられるだけで、充分だよ。って、勉強苦手って決めてかかってるみたい。

遊びは得意だけど、平仮名とかほとんど覚えていない。長男はオシメ取れない頃から、勝手に漢字をどんどん覚えていた。どんな天才かと思っていたら、今はまあ普通ですけど。だから孫の教育にまで口出ししない。

でもこの間、「あ」の特訓した。来るたびに平仮名一つ覚えさせたい祖母、やめとけという祖父。

はい、私は人にものを教えるのが大好きな人間であります。

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「昭和時代回想」 関川夏央

2013-08-12 | 読書

2006年8月6日、三男を交えて山陰へ日帰りドライブ。修士一年目、学校では何も教えてくれないし何をしろとも言われないのでものすごーーーく閑だと、この年は珍しく長く帰省していた。「家族サービス」でドライブに付き合ってくれた。

すっかり忘れていたが、今思えばいい一日だった。いい一日って、何でもない顔つきで昨日と明日の間に挟まっているから油断できない。

夏、砂浜、海水浴、山陰本線、山、雲・・・昭和的光景。


1990年代にあちこちに書いたエッセイを、読みやすいようにまとめたもの。なかなか面白かったです。

著者は私と同世代で、この時には40代。10代、20代を振り返った短文が面白かった。新潟と四国と、ずいぶん離れているけれど、同じ時代の空気を吸っていたその語り口が、肌に合うという感じ。

ノスタルジアだけで語られてないのがいい。今より貧しく、人々はちょっと頑固で、どこへ行くのも時間がかかって、要するに今より不自由だった時代。無条件に懐かしがるのには、私も大いに違和感がある。

で、団塊の世代論である。私は団塊とひとくくりにされることは大変嫌いである。この中の特徴だって私に当てはまることもあればそうでないこともある。活字は好きだけど、お喋りは苦手である。今は歳の功で、変に思われない程度には人とも話ができるけれど、若い頃は本当に友達が少なかった。

団塊の世代がお喋りだなんて、誰が決めたんだい?じゃほかの世代の人は無口なんかい?統計でもあるんかい?

言葉が先に生まれ、共通の特徴をあとから探すような言説は、須く眉に唾付けることにしている。

とは言え、短い文章、いずれもそういう意味も含めて面白かったです。

昭和は遠く、1990年代も遠くなったけど、ものを考えるとっかかりにはなると思う。えらそげですみません。

 

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洋裁をした

2013-08-12 | 日記

本読んだりネットしたりするのも少々飽きた。この暑さで出かけるなんてとんでもない。

で、型紙とって、布を裁断して、ミシンを出して・・・10年ぶりくらいじゃなかろうか。

ミシンは忘れるくらい昔、1万円くらいで買った台湾製。「1年くらいで壊れるので練習用のつもりで」と、言われた。しばらくして調子悪くなって、無償で調整してくれて、それからずいぶん時間がたつ。

きょうこわごわ使ってみたけど、ちゃんと縫える。夏、木綿のワンピース縫うなんて、昭和時代みたい

めったにしないのでなるだけ丁寧にと、私らしからぬきちんとした手順で作っていたら、晩御飯までに終わらなかった。

夜は眼の焦点が全然合わない。無理はもうしない。この布は5年くらい前に買って気になっていたので、つい縫ってしまったけど、洋裁もだんだん億劫になるんだなと実感した。

明日は仕上げる予定。頑張ります。

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墓参りに行く

2013-08-11 | 日記

お姑様は行かないので、今年は二人で。

近くに住む夫の従兄が掃除してくれてました。タオルは文字隠しに。

反対側。草を少し抜きました。分家の分家なので墓少なめ。

続いて本家の墓地に。小4で水死した夫の従弟の墓。

いまだ同級生がお参りしてくれるそうです。小さな墓に小さな灯篭。合掌。

29歳、2歳、59歳、原爆死した人が三人。焼け跡でお骨を拾えたのがせめてもの幸い。と私が言ってはいけない。いろいろな人の人生を変えた戦争。

お茶に行きます。シャープ工場近く。

こんなのやら

こんなの飲んで帰ります。

ヨーロッパアンティークの棚に小物いろいろ。おしゃれな空間でしたが、私はやっぱり田舎の古民家がいいかな。


 

行く前、わが家の庭でカナブンを見た。緑の葉に緑の虫。


 

夫の従兄の家に行き、墓掃除のお礼に、昨日デパートで買ったお菓子と、友人から届いたスダチを少し置いて行く。きょうは家に上がらず、ゆっくり話もせずに帰ったが、顔を見て挨拶するだけで私の心も落ち着く。人と繋がっている安心感は田舎の効用かな。実際に住んでないのでいいとこどり。すみません。

そう言えば墓への道で、二台の車が道を空けてくれたけど、あちらさんは私たちが何者か、先刻承知に違いない。夫は親の代に街へ出たので全然わからないらしいけど。

ということで、ちょっとしたことにとても癒された墓参りでした。

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暑さに関係なく

2013-08-10 | 日記

子供は元気です。昨夕、孫たちがお母さんと一緒にやってきました。お父さんは今不在なので、お母さんは大変です。

 

肩にタオルを折りたたんだ枕をすると、背筋が伸びて気持ちいいそうです。手足をよく動かし、表情が出てきました。

三男のお祝いのベビー服だそうです。楽しげな動物がいっぱい。あいつらしいと夫と私で笑いました。

はい、こんなやつでございます。

お嫁さんの実家での出来事。息子もお嫁さんもお義父さんももちろん人間ですが、動物にするとどぎつさがなくなり、一層面白くなるそうで。

右からウサギ、恐竜、ウサギです。右のウサギがそっくりとご本人に喜ばれ、額に入れて飾ってもらっているそうです。その話を聞いて同じものを母親の権限で描かせました。

数年前、私がパソコンで描いた三男。顔の上に二歳から持ってるコアラのぬいぐるみ載せてくつろいでいます。

自称、山ピーか陣内孝則似だそうですが、くれぐれもお嫁さんには逃げられないように精進してください。

明日、と言ってももう今日だけど、墓参りの支度、親戚への手土産の準備の予定。

昨日はエアコンつけずに夕方までいたけれど、孫たちが来てついつけてしまった。帰った後、サザンの番組を夫が見ていて、その横で転寝したら風邪ひいた。今年はちょっとした温度差に体がついていけない。熱中症になりかかったり、風邪ひいたり。

この暑さを逆手になんかできないものでしょうか。今のところ、ヨーグルト作ることくらいしか思い浮かびません。

今午前2時 台所30.5度。玄関30.7度。居間のテレビの前、30度。どうも30度以下には意地でも下がりたくないらしい。

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「声の残り」 ドナルドキーン

2013-08-09 | 読書

妙覚寺大門。聚楽第の遺構だそうで。2010年3月、京都で。


ドナルドキーンはアメリカ生まれ、現在91歳。長年、古典を含む日本文学の研究、評論、欧米への紹介をした人で2008年には文化勲章も受けている。

この本の元になるのは、20年以上前に朝日新聞に連載していたもの。一週間に一度だかのペースがまどろこしくて、今回改めてまとめて読んでみた。よかったです。

取り上げられた作家は火野葦平から安部公房までの18人、谷崎、川端、三島などそうそうたる顔ぶれ。執筆当時は存命だった人も次々と鬼籍に入り、今はわずかに大江健三郎だけが生きている。

全編を貫くのは文学者への敬愛、こういう空間があったことがつくづく羨ましい。そして、作家も意外な一面を見せる。川端康成がとても気を遣う人で、かつ謙虚な人柄だって知らなかった。気難しい人とばかり思っていた。

谷崎潤一郎との交遊も面白い。京都の風雅な邸宅の手洗いは「陰影礼賛」のイメージを覆す明るくて清潔だったこと、谷崎の葬儀には「細雪」の四姉が眼前で焼香をして目をぱちくりしたとか、身近に接した人にだけ分かるエピソードが、他の作家についても満載。

三島は天人五衰を書き上げた日に自衛隊へ突入して自決したことになっているが、実はその年の八月、著者は出来上がった原稿をすでに見せられていたとか。

川端がノーベル文学賞を受けなければ、川端も三島も死ぬことはなかったのでは・・・と著者はふと思う。深く交流した人だけがそのような感慨を抱けるのだろう。

戦後文学も遠くなってしまったけど、このようなよき理解者を得たことを幸いとしなければと思った。そして著者は東北大震災をきっかけに、日本へ帰化した。日本文学と日本に捧げた長い年月に敬意を表したい。

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ゴッホ展その他に行く

2013-08-08 | 日記

昨日、車で県立美術館の横を通ったらゴッホ展が。今朝改めて出かけました。

縮景園の駐車場が停めやすいので、まずそちらを見学。9:15頃到着。

門前のハス

水は京橋川から引いている。園内は、私のように一人で来たご婦人と、夏休みの家族連れ一組のみ。静か。静かなのが大好き。

ホテイアオイ

水連

名前不詳。白い花が涼しげ。

旧市街は全て汽水域、フナムシがたくさんいます。

林間の小道。夏は、松のある大名庭園は暑い。照葉樹(カシ類)、広葉樹(紅葉など)が体に優しい。きょうは日陰のない池の方には行かない。

休憩所。誰もいない。

レインボウミスト。水を霧状にして飛ばしている。涼しい。

隣は美術館。ゴッホに合せたように、ひまわりが高く咲く。

今から行きます。

オランダのゴッホ美術館から、多数の絵が来ています。晩年のひまわりのようなのは少なく、絵を描き始めた10代からの描き方の変遷を、作品を通して辿っている。ゴッホは決して天才的なひらめきで絵を描いていたのではなく、その時々でいろいろな技法を試しつつ、次第に自分らしい表現をつかんでいったことが分かった。

チケットにもある自画像は、小品ながら、デッサンの確かさ、性格まで写し取るような表情の描き方、きれいな色の多用など、ゴッホらしさがよく出ていて感銘を受けた。

某画材屋さんで前売り券買えばよかったけど、暑いのでパス。暑い時はいろんなことを省略。

ついでにこちらも見る。太平洋戦争中、アメリカで強制収容所に入れられた日系人の作ったものがいろいろ展示されている。入場無料。

辛い生活の中で作らた道具や、手芸品など。これも戦争を証言する貴重な品々。


 午後からは徒歩で銀行、買い物、本を返してまた借りると、二時間以上出歩いていた。帽子に自転車より、日傘に徒歩の方がこの暑さだと楽だと分かった。

帰りに喫茶店で一休み。昼下がり、店には誰もいない。学生時代に戻ったように、しばしの休憩。ついでに友達二人にメールする。ちょいと見えているのは、近所に行くときいつも着ているワンピース。ポリエステルで涼しい。

夏には夏の楽しみ。

 

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「妖談」 車谷長吉

2013-08-07 | 読書

夏の太平洋 先月高知県桂浜で


34の掌編から成る作品集。面白くかつ深い。欲に駆られた人間の救いがたい姿を様々なパターンで活写、どんな人間も一皮むけば物欲、名誉欲、所有欲、性欲・・・あらゆる欲に振り回される卑小な存在。そのものの見方と書き方が徹底しているので面白い。作者は惨めなものにも同情しない。切って捨てるような短い文章。小気味よい。

しかし、欲はまたうまくコントロールすれば人が成長する糧であると私は思う。欲は捨てきれるものでもないだろう。

捨てたらどうなるのかな。張り合いのないつまらない人生になると思う。

欲を捨てて純粋無私な稀有な人の例が、末尾に近い「文盲のおばあさん」。国夫の母方の祖母は家が貧しくて学校へ行けず字が読めなかったが、心の優しい人。よそでもらった御馳走を娘夫婦が働く田んぼまで持ってきて食べさせる。自分のようなものが婚家に出入りして娘に迷惑かけてはいけないと自制しているのである。

国夫はうちへ来てご飯食べろと誘う。お母んが眼張炊いてくれるからと。眼張に私はしびれた。少し前の日本にはこんなおばあさんや孫がたくさんいたのです。

今は「業が沸く」の勝子のように、ツアーで乗鞍へ行ってクロユリを移植ごてで掘り取り、見つかって後日、地元警察に呼び出され、頭下げてやっと許してもらったのに全く反省していない人間ならたくさんいそう。

私が遭遇したのは、四国カルストのツアーで花を盗る人、牛窓のツアーでオリーヴの実を盗る人、いずれも中年女性。つい注意したけど、全く悪びれないのであきれた。それもまた欲に駆られた人間の浅はかな姿か。

私はこの人のそう熱心な読者ではないし、どう位置づけられるのかもわからないけど、読んで損はありません。人間って一皮めくるとこうだよなあと、膝を打つ、その快感。

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