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娘を医師に嫁がせる遠大な計画とは・・・

2019-10-18 | 日記

最近、知人から聞いた話です。

あまりに面白いと言うか、実も蓋もない強烈な話なので書き留めておきます。

なんか、書きながら気分悪くなるかもしれないけど・・・というか、もう気分悪くなってきたけど。

美容整形、学力がばれる日本の大学ではなく、アメリカに留学させて英語だけはしゃべるようにする。

帰国後は医学部の医局へ事務のアルバイトとして潜り込む。

この三点セットで見事成功。今はアメリカに住むそうです。

いゃあ、世の中、すごいこと考える人がいるものだと恐れ入りました。上昇志向の強い人が本気になると、手に入れられないものはない!!

でもやっぱり、ご本人にいいところがあったから。

打算だけでは絶対見破られてしまうと思う。人の心はそんな単純なものではないはず。


と、この話を昼休みに夫にしたら、夫の親戚筋でまったく同じ戦略をとった親がいたそうで。

でも思うようにはならず…と言う話でした。知らんかった。今日初めて聞いた。

ご本人は薬剤師の資格があるのに、なんでまたそんなアルバイトさせたのかと、私にはそちらの方が不思議。

そのご両親、いつも私を見下すものの言い方するので苦手だった。私が四国の農家の娘というのが一族にふさわしくないと考えていたのでしょうか。わかりませんけど。

農家…いいですよう。私は農家に生まれてよかったと言うか、それを誇りに思っているけど。子供の時は農作業手伝わさせられるので嫌な時もあったけど。


 いゃあ、なんだか上からもの言う言い方になってきた。いけませんねぇ。

でも肩書や財産など、わかりやすいもので自分をとりつくろわなくても、人として充実した人生は送れるはず。さっきNHKの番組で、昔からある差別に敗けない人の、お互い助け合って生きる生き方を見て感動したところ。

人は、自分より弱いものをどうしても見下す生き物と出演していた人が言っていた。

この人は自分より上とか下とか、いちいち考えて生きるのってしんどくないですか。自分が人に恥じない生き方していたら、それでいいんじゃないでしょうか。


知り合いは「親の努力が足りないから娘が結婚できない」と言われたそうな。なんだかねぇ。

子供ができると、美容整形と学歴のかさ上げがばれるんじやないのと知人に言って、一回笑いを取ろう。

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白いユリを描く

2019-10-18 | 水彩画

昨日は月に一度の絵画教室。楽しく描きました。

先生の言われるには「描いてはいけない。なるだけ描かない。形や色を追求しすぎない。楽に、楽に」

言われる通り、なるだけ楽に描いたので短時間でできました。

もう少し濃く塗りたかったけど、言われる通り、やめておきました。

時間余ったので、隣の人のモチーフを横から。白いナスとか、庭のフーセンカズラとか。

友達が、なんでドアの背が高いのかと聞くと、奥様のお返事は、とても大きな絵を運び出すためだそうで。

そう言えば玄関から廊下、奥のアトリエまで一直線。ドアは天井まで開いている。

なるほど。画家の家ですね。

帰りはスーパーで買い物、行きかえり、車になかでおしゃべりして、今月のミッション、終了。


今朝道を歩いていたら、近所の人が野菜くれた。島根の知り合いから届いたそうで。

どうぞ上がってと言われて、台所まで。

今度は我が家にいらしてくださいと言って、ありがたくいただいてきた。

今まであまりお付き合いなかったけど・・・と言われて、そう言えば近所づきあいして来なかったなと改めて反省。

地縁がきっちり機能しているところ、その場所はすたれることはないそうで。誰がどこに住んでいるか分からない場所が場末。

この地も近世以来、軍港の周辺部として各地から人が流入。しかし、代を重ねて少しずつ落ち着いた街になって来たようです。

若いころは、地域のしきたりを押し付けられたり、理解できないことをさせられるストレスもあったけど、それは私が若く未熟だったから。

違う人とも違いを認め合って緩やかにつながっていける。それを目指したいと思う。と気付くの遅すぎる私。

住めば都というし、今からよその土地へ行って地域の新人としてやり直すのもしんどいし。この地で最後まで頑張っていきましょう。

 

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ハンカチが止まらない

2019-10-16 | 縫物いろいろ

縫物しようとハンカチいろいろ買い集めました。

ハンカチ一枚で、裏付きの丈夫な巾着袋を縫たいと思ったのです。

それを作るワークショップを自宅でしようかなと。

数年前からヤフオクでひな人形を落札しまくり、2月初めからの2か月、我が家は雛巡り会場みたいなことになっています。

友達や近所の人に見てもらううち、知らない人にまで話が広まり、是非見せてもらえないかと。

知らない人を家に上げたくないので断っていたのですが、その時期に合わせてワークショップすればどうかなと思いついたのです。

で、材料のハンカチ、いろいろ買い集めました。ヤフオクです。古き良き昭和のハンカチ。

薄くて大きい方が縫いやすいけど、でもまあ、なんでどれもこれも花柄?

ブランド物のハンカチは柄も素敵だけど、そんなん、無駄になっても行けないし。


 

この話を先日知人にしたら、昔からしたかったわけじゃないでしょ、家に知らない人が来るのはやめた方がいいと止められた。

そりゃそうです。無理することないなあと。で、ハンカチが残ってこの話はおしまい。

こちらはブックオフで見つけたひざ掛け。これも流行りましたね。レースが女性性の象徴。

こちらもひらひらなよなよ、こんなのは最近はやらないのかも。

ピンクのタオルハンカチは先月、機織り同窓会で皆さんに配った残り。

人数分+一枚持って行く。ちょうどだと、誰かが残り物になったと思っても行けないので。最後は二つの中からいい方を選んでもらう。その残り。


ヤフオク見るうち、最近のハンカチのトレンドは北欧風だそうで。

もうお、なんでもかんでも最近は北欧なんですね。

薄いガーゼを六枚くらい重ねた個人の出品。五枚で600円くらい。安い。

そして使いやすい。三つ折りにしてかさばらない。手を拭くのに便利。

で、つい調子に乗って男物も。

ジーンズ風のプリント、裏はタオル地。生地はとても柔らかい。

私の大切な男性5人が一堂に集まった時、選んでもらうかな。

5人とは、孫、息子三人、そして夫です。

喜ぶかどうかは不明。しかし、誰かのためにと物を買うのは楽しい。その誰かがいることが。

こちらも一枚100円くらい。

私は柄がいろいろあるのが好きで、着物ならかさばるけど、ハンカチならそう邪魔にならないので、見て楽しんでいます。

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久しぶりに本通りへ

2019-10-16 | お出かけ

涼しくなったので、やっとちゃんとした服着て電車乗って買い物行く気になりました。

と言っても私のことなので、デパートなどへは足が向かない。

本日も、いつもおなじみの店をはしご。

大阪のバッタモン専門の衣料品店。広島の支店らしい。とっても安い。前の店の看板そのまま、改装さえしていない。恐れ入ります。靴下お買い上げ。服は買わない。買わないけど、見るのは面白い。

他にあちこちお店へ立ち寄り、冬へ向けてのものを少しだけ。ばあちゃんのささやかな買い物。

最後はいつも行く八百屋さん。ただいま工事中のアンデルセンの前の道を袋町小学校へ行く途中にあり。

おしゃれな雑貨店、洋品店などに混ざって突如現れる個人商店。いつもお客さん多い。

野菜をたくさん買って、持つのが重かった。重かったけど、頑張って買いました。

バナナ78円、キャベツ98円、小松菜98円、白菜1/2で118円、レンコン100円、かぼちゃ1/2で118円、キュウリ98円、トビウオの練り製品58円。

まだまだ買いたいものあったけど、もう手に持てないので断念。残念。

涼しくなったので、野菜も少しなら日持ちしそうです・・・って、こんなとこ手間かけてネットに上げる必要あるんかいな。

とても安く買えて嬉しかったので。

夫に付き合ってもう二か月、ほとんどおやつ食べていない。食べなければ体がそれに適応して、食べないでも済んでいくらしく、欲しいとも思わない。

最近は食べ過ぎると調子悪い。何でも少しずつ。無理しないように。これで痩せればいいんですが。

 

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「孤独のチカラ」 齋藤 孝

2019-10-15 | 読書

いつからだろうか?

友達が多くて社交的な人間が称揚され、おとなしくて引っ込み思案、社交性のない人間は人格的にも劣るような言い方がされるようになったのは?

著者は土曜日の情報番組でコメンテーターとしてみたことがある。さわやかな美青年がそのまま大人になったような感じのいい人、という印象だったけど、思春期から30歳過ぎまで、友人はほとんどいなくて、大学(さりげなく東大法学部)の大学院出て、定職に就くまでの間、一人で読書して思索を深めるのがその主な生活。

その間に結婚して子供も設けたので、丸きりの独りぼっちではないけれど、その中で考えたことが今の仕事につながっているようで、現在は明治大学で教育学、身体論、コミニュケーション学を教え、自らも研究する教授。

この本の大意をかいつまんで言うならば、孤独を恐れるなと言うことに尽きる。大切なことは一人でないとできない。読書をし、深く考えるのは孤独を癒し、生きる力になる。そういう励ましとして私は受け取った。

著者の知り合いで、集まりがあっても二次会以後は行かず、ずっと自分の好きな本の翻訳をしていた人が例に挙げられています。

また2012年、私はドイツに行ったのですが、ツアーで一緒になった男性が、若い時から呑み会には付き合わずお金をためてきた。退職後、海外旅行をしたいと言う夢があったので。と言っていた。年に数回、ご夫婦で好きなところへ旅しているそうで、それとは別に年に一度、一人でツアーに参加するという話でした。

付き合いもある程度取捨選択して夢を実現する。いいなあと思いました。


この本の好きな個所を適宜抜き書きしてみます。

人としての強さは、単独者になれるかどうかに尽きる。

一人きりの時間を利用して、一人にしかできない時間を楽しむ。これができれば(中略)年齢を重ねた時にも充実した日々が待っている。

意識の行き場がなくて苦しいときは、大いなる想像力で自分はどんなときにも自然に抱かれていると思うことだ。

孤独をポジティブなものに感じるには教養が必要。(中略)一筋の光を投げかけてくれるのが、先人たちの言葉であり、人生。

その他いろいろありますが、友達少ないことを恥と思わず、しっかり本読んで、物事を考えて、どんなときにもうろたえない、寂しがらない胆力を身に着けることの大切さを教わったようです。

今からでも何かに打ち込んで、これはと言うものが残せたら、言うことありませんね。


とはいえ、私たちの世代ではある程度人と合わして行き、付き合いも大切。あまり意固地になって孤独死が待っていても辛いし。

要するに、誰かと一緒でないと何もできない年寄りになっても行けないし、プライドが邪魔して人に助けを求められないのもよくないと言うことでしょうか。

この本は自分の今の状態に引き付けて、どこから呼んでも回答が得られる優れものと思います。

 

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もみのき森林公園から小室井山へ登る

2019-10-14 | 山歩き

連休三日目、本日は吉和町の小室井山に登りました。

中国道吉和で降りて、あとは道案内通りに15分ほどで公園センターへ。

センター左手、駐車場の先が登山口です。

左へ行きます。

ガマズミの赤い実。秋。

トチノキ

モミノキ。

ホウの葉。巨大。

だいぶ歩いてきました。この付近はクロスカントリーのコースで歩きやすい。

秋の日だまり。

頂上。三角点はこの手前。

何か苗木を植えているらしいけど、ススキが優勢。

自然の植生に勝るものなし。

必殺手抜き弁当。キャラ弁の対極にある。製作時間はいつも5~10分以内。

このほかサバの水煮缶など。

おにぎり作らないと大幅に時短になる。

こんなこと自慢しても仕方ないけど。

30分弱頂上にいて下山開始。

アキノキリンソウ。秋。

ススキ。秋。

ススキ優勢。

どこまでもススキ。秋の日。顔が隠れて幸い。

シラヤマギク。

車道に下りる。向こうに公園センター。

イワガラミ。名残の花。6月頃、白くて涼しげな花が咲く。花は実際には苞。

アキチョウジ。


公園センターまで戻りました。

わあ~、クマだあ。

センターのマスコット。地元の人が寄贈したらしい。


山歩きの時間は食事時間含めて約三時間。

なだらかな道で、楽に歩けました。皆様もぜひどうぞ。これからは紅葉がきれいでしょう。

昨年は姑様の介護があったので、ほとんど遠出はしていませんでしたが、ビッグアーチ横の広域公園も紅葉が見事でした。

今年も行きたいものです。

 

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西条酒まつりで楽しく買いもの

2019-10-13 | お出かけ

先ずは台風被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

最近の日本列島、毎年、どこかで大きな災害が起きています。いつ何があっても被害を最小限にとどめるよう、私も備えを万全にしておきたいと思います。


きょうは、毎年恒例の西条酒まつりです。https://sakematsuri.com/

西条は広島市に隣接する東広島市の中心部、古くは西国街道の宿場町として、近代以降は酒どころとして栄えてきました。

毎年、新酒の蔵出しを兼ねて、各蔵元の販売、食べ物やフリマの店もたくさん出て、とても賑やかです。

私、三年ぶりくらい、夫はたぶん十年ぶりくらい。久しぶりにまたでかけました。

8時前に家を出て、市内電車、JRと乗り継ぎ、9時過ぎに着きました。

まだ人は少なめ。

この道は旧西国街道、秀吉は名護屋まで行く途中、ここで宿泊したそうで。。。。

由緒ある通りです。

ミニカップで新酒の無料試飲。すっきりとおいしかった~

造り酒屋の風格。


旧街道を東へ歩いて行きます。

どこかのお店のディスプレイ

多肉植物いろいろ。

お酒の疳をする道具いろいろ。

昔の、酒瓶を洗う機械?

古い配電設備。

二つの写真は醸造研究所あとで。

西条は明治になってから、国の指導で酒造りを始めた場所。

きれいな水と米がとれたことで、新たな産業として奨励されたそうです。

イベントいろいろ。


何も買わないつもりでしたが、楽しいイベントで自制心も緩みがち。

高いものではありませんが、ついいろいろと。

わっ、画像大きすぎた!!

古い浴衣は裂き織り用に。100円。

服地2種類。

既製服メーカーの残り物だそうで、売っている人は詳細は知らなかったのですが、薄手のウールのようでした。

とても柔らかいいい生地なのでついフラフラと。

両手広げた長さで300円、と言うことでしたが、濃い方がW幅440センチで600円、薄い方は220センチで300円でした。

これだけあれば、コートにワンピースくらい縫えそうです。

問題はこの私が果たして縫うのかどうか。今もたくさん生地持ってるのに。

どうするのよ~と自分で突っ込んでおきます。

あとは赤いピーマン100円。

民芸調のカップソーサー、500円。

よい子のお小遣い帳は、買い物が1,100円、お酒と稲荷ずしで400円。全部で1,500円遣いました。お茶は持参。交通費は市内電車が往復360円、JRは往復1,180円でした。

よく歩いて、お天気よくて、早めに帰れて、いい一日でした。


ほんとは鬼萩のカップにしたかったけど、小さかったので。

いつかまた鬼萩にも出会うことあるでしょう。

その日まで、楽しみはとっておきましょう。

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映画「真実」を観る

2019-10-12 | 日記

本日、台風がらみの風で午前中は時々強風。昼前、息子一家が来る。女の子は別のイベントに行ったそうで、三人。下の子が本をすらすら読むのでびっくりしたけど、考えてみれば来年はもう一年生、読んでもおかしくないかな。

午後から息子たちを放置して、夫と映画に。街の人出はいつもとそう変わらない感じ。

映画はカトリーヌドゥヌーブの存在感、風格が一番の見どころ。年とっても堂々としていて、美貌は健在。

女優として強欲に生きてきた母親と、その生き方を肯定できない娘との確執、それでも愛し合う家族…作品の中にいろいろなテーマが隠れている。

最初に見たのはロシュフォールの恋人たちというミュージカル映画。ジョージ・チャキリスも出ていた。華奢な若い女優は堂々とした大女優になっていた。私も年取るはずです。

広島では八丁座などで。

来月はいよいよ「マチネの終わりに」も公開される。それも見に行きたい。

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身近な人がガンになったら

2019-10-11 | 随想

私の友人の何人かはガンの経験者。または闘病中。

今はガンも治療して治る場合が多いので、皆さん、昔ほど深刻ではないけれど、それでも知った時には気を遣う。

どう言えばいいのかと。

その答えを探すうち、こんなブログにたどり着きました。

https://numphoto.com/2017/06/23/omimai/

ガンが完治した方の体験談です。

遺影のつもりで写真撮ってもらったら、その笑顔に自分自身が元気づけられ、病を克服、写真を通じて人が元気になる活動をされている女性の方です。

前向きに生きる姿勢に元気をいただけます。

何よりも、ガン患者の人に寄りそうにはどうしたらいいか、体験者ならではの心の機微に分け入った話が参考になりました。

この私も、一昨年、ガンかもしれないといろいろ検査したことがあり、初めての経験で、いい年して動揺してつい人に打ち明けたりしたけど、人の反応はいろいろ。言わなきゃよかったと思うこともありました。

自分の方からの言い方にも工夫が要るんですね。いきなり言われたら、言われた方も困るし。

人はいずれ死ぬ。ガンになろうがなるまいが、いずれこの世からいなくなる。そういう風にできている。ならないに越したことないけど、なれば淡々と治療するだけ。

先日の食事会のおばあちゃんたち、配偶者のいなくなった経験を乗り越えて今の穏やかな生活がある。それだけで尊敬してしまう。

当たり前の暮らしが未来永劫続くわけではない。年寄りの日々はつるべ落とし、一日たりとも無駄にせず、自分が幸せと感じられるような暮らし、周りを幸せにできるお手伝いもできればいいなと思う。

と最後はきれいにまとまりました。


夜になって少し削りました。悪しからず。

しかしまあ、ノーベル賞貰った人に対して「また新しいことにも挑戦してくださいって」…勉強の、学問の何かが根本からわかっていない人間の頓珍漢な発言。

ノーベル賞の受賞者に今さら何をせよと。失礼だと思った。

記者会見中に電話して自分アピールして、あれって迷惑電話だと思う。

日本国中のおめでたい気分に水ささんで欲しいものです。

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「町の忘れもの」 なぎら健壱

2019-10-10 | 読書

フォーク歌手のなぎら氏が10年ほど前、新聞に連載したフォトエッセィ。

街の片隅に残る、昔を思い出させるもの、眺めなどを自分の思い出とともに語る。

私はたぶん同世代か少し上かなと思うけれど、そうそう、こんなものがあったと懐かしかった。

アトランダムに引用します。

洗濯機、冷蔵庫、テレビが初めて家に来たときのことをはっきり覚えているのが私たちの世代。つまり、そういう電化製品のない暮らしも知っている、もう歴史の生き証人のような私たちの世代。ほんとに、いつの間にこんなことになったんでしょうね。

我家では洗濯機、テレビ、冷蔵庫の順でやって来た。

洗濯機は近所中で一番早く、五年生のころ。

今こんなこと言っても誰も信じてくれないと思うけど、わが家が洗濯機買うと、地元のラジオ局が取材に来た。たぶん西日本放送。

だから、本当なんですって。

父がインタビューに答えて、「朝の洗濯の時間が短くなって、家内も農作業に早く取り掛かれるようになった」とか言っていた。

うーーーん、この話、孫にしてみましょうか。きょとんとしていることでしょう。

デパートの食堂で食事するとき、お皿のライス、フォークの背中にのせて押し付けて食べるのがマナーと教えられたのも私たちの世代。

夏休み、農協の婦人部の社会見学で、電車で町の三越に行って買い物と食事なんていう行事もありましたね。

それほどデパートは特別な場所でした。おもちゃ売り場の一番上にある金髪のソフトビニールのお人形が欲しかったけど、3,000円くらいだったかな。庶民には高根の花、ねだることもしない庶民の子供でした。

二股ソケットもこの本で思い出した。何それって、天井からぶら下がった白熱電灯のソケットが二股になっていて、照明と外の電気製品を同時に使える優れもの。パナソニック創業者の松下幸之助が考案したと、学習雑誌で読んだことがあります。

それからテレビのUHFアンテナ、UHF放送ってどうなったんでしょうか。

木造二階建てのアパート、わが家周辺にはかろうじて残っているのも何棟か。貴重な文化遺産ですね。

大学時代、一般の家の二階に間借りするか、木造アパートが学生の標準の住まい。私は前者でした。

世の中は古いものを壊して新しく建て直し、古い製品を捨てて新しい便利なものに買い替えるその連続。

その時代なりに工夫して、頑張っていた。そのことを思い出した。

著者は銀座の生まれだそうですが、昔は銀座の一般家庭には神奈川や千葉から行商人が来るし、路地裏は舗装されていなくて、子供がベーゴマしたりして遊んでいた。そうです。舗装しているところでは蝋石で絵を描く。

蝋石って・・・だからおじいちゃんおばあちゃんに聞いてみてね。

蝋石は近所の文房具屋で5円、私は炭俵に手を入れて描きやすい炭探して書くことも多かったです。人形とか、お城の中のお姫様とかいろいろな物語を。

 

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歩いてダイエット

2019-10-09 | 日記

8月中頃、夫の体の調子が悪くなった。

その時は冷房当たりすぎて夏風邪と思っていたけど、血液検査したら肝機能と血糖値が悪く、以来、夫はアルコールとおつまみを止め、ひたすら歩いていた。

二か月で成果が出て、体重は2キロ減、数値も改善されたそうな。よかったよかった。

暑い時は一緒に歩く気がしなかったけど、涼しくなったので、昼休みに時間のある時は一緒に歩くことにして、本日二日目。

同じ場所を歩くには飽きるので、コースは私があれこれ考える。

本日はドイツパンの店、資料館、遠くのスーパーと回る。

以前は、黙りこくって一緒に歩くご夫婦見ても、少しも楽しそうに見えなかったけど、これは楽しい楽しくないの問題ではない、健康を維持するためのルーチンワークと割り切ればよいと気が付いた。

それに、やっぱり歩いていると普段話さないことも話すわで、いかに毎日の対話が少なかったか、やっと気が付いた。

昨夜は夫のオーディオルームに久しぶりに入った。

うーーーん、一年ぶりくらい。

仕事場の三階。私には用のない場所。姑様の住んでいた四階も以前は毎日行ってたけど、今はめったに行かない。だって用事ないもん。ゴミ屋敷の片づけはわが任にあらず。見ても見ないふり。

オーディオルームは、なんか私の分からない機械類がいっぱい増えてて、CDもいっぱい。姑様のところのテレビも持ち込んで、録りためた音楽番組やDVD見ている。なんか楽しそう~。

で、建物は、姑様が亡くなり、自分も仕事辞めたら解体して小さな自分専用の建物と駐車場にするそうです。

あらあ、そんなこと考えていたんだあ。

今までずっと働いてきたので、したいことやってもらいたいけど、この話不確定要素が多すぎ。

姑様の死後、話し合いがすんなりつけばいいけど、実家が無くなるのが嫌と言われてこじれたら、手が付けられなくなる恐れ。

それに、長生きの姑様よりももっと長生きして、せめて10年くらいは思うように建てたオーディオハウスで余生を送ってもらいたいもの。

「うわあ、お義母さんと寿命の競争だね。あんたも長生きしてね」と激励した。で、そのあとも自分はまだ生きている前提で話しているわけです。そんなこと誰にも分からないのに。

寒くなるまで、何とか昼間のウォーキング続けたい。歩かない理由はいろいろ作れるけど、雨とか、眠いとか、用事があるとか、とりあえず靴履いて15分でもそこらを歩いてみる。それを心掛けたいと思います。

二か月で1.5キロやせたけど、まだまだ、まだまだふっくらしている私。

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楽しく食事会

2019-10-09 | 日記

8月頃、家の前に出ていたら近所の方から、月一の食事会に誘われた。

聞けば、皆さん私より10歳以上年上の独居老人の方ばかり。私では役不足と一瞬思ったけど、今まで近所付き合いらしいことして来なかったので、反省して先月から参加している。

話が合わないかなと思ったけど、地区のあれこれ、知らなかったことも教えてもらって、今のところ楽しく参加している。

80過ぎまで介護の仕事をしていた人、和裁を教え、かつ仕立てて女一人で生きてこられた人、他はまだ詳しくは知らないのだけど、人生の先輩の話、いろいろと面白い。

何よりも、上から目線で話す人も、こちらは全然興味のない自分のことばかり話す人もいないので、それだけでも居心地がいいと言うものであります。

最近どこへ行っても一番年上と言うのが多かったけど、ここでは一番若くて、かわいがってもらえるポジション。ああ、心地いい。

介護の経験者は私と和裁の先生だけ。この地区は昔から住んでいる人の少ない新開地なので、親の財産は受け継げないけど、介護もしていない人がほとんど。

和裁の先生は自分のお母さんを引き取って最後まで面倒見たので、いろいろの話をするうち、私もつい自分のことを話してしまった。とてもよく分かると、言ってくれたので楽になった私。

その人の曰く、姑の愚痴は人に言えるけど、自分の親の愚痴は誰にも言えないので大変だったとのこと。

最近思うのですが、人に話すときは、自分の不幸話を少しだけ混ぜた方が、人様の食いつきが絶対にいい。誰しも他人の大きな不幸は願ってないけど、小さなつまずきを話すと私だけじゃないんだと心を開いてくれる気がする。

自慢話や人に指図する、あるいはその場にいない人を批判して自分の落ち度に気が付かない人の話は、まああまり人をひきつけませんよね。

というようなことを、人生の先輩と話して気が付きました。

そして人間に必要なのは共感力。世話になったら素直にお礼の言えるへりくだっ心。迷惑かけたらすぐに謝ることも大切。

おばあちゃんたちがおいしいご飯と副菜各種、お菓子にお茶、軽いアルコール準備してくれて、集会所に集まる。会費は500円。新入りの私はおんぶにだっこ。いつかお手伝いするようになると思うけど。

お菓子とゼリーは夫のお土産に持ち帰った。最近我が家は全然お菓子買わないので、おいしいと喜んでいた。

ケアマネさんが同席して、一人暮らしの人の異変に早く気が付く仕組みにもなっている。

と言うわけで、先日はしばらくはこのお付き合いを楽しみたいと思った。

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「日本にとって沖縄とは何か」 新崎盛暉

2019-10-08 | 読書

敗戦直後から2016年までの沖縄の通史。

私にとって、沖縄は本土復帰以前は殆どニュースになることもなく、異国としてエキゾチックな興味を掻き立てる遠くの島という印象だった。

若いころは、唯一、大江健三郎の「沖縄ノート」で沖縄の人の苦難を知るわけですが、本土復帰後は沖縄も本土並みに豊かになっていくのではと、単純に思っていた。

この本を読むと、ことはそんな単純なことではなく、広い基地があることで、沖縄県の方たちが大変な苦難を強いられていたことを、そして今もそれが続いていることを改めて知ることになりました。

米兵による沖縄県民への暴力、暴行事件はとても多くあったことでしょう。全部が表に出てきていないのではと思います。特にベトナム戦争の頃は沖縄は前進基地、今よりももっと緊張していたのでは。

また尖閣諸島は明治時代、日本が国土と宣言する機会があったのに、日清戦争の動向を見るうち時機を失したことや、清国での経済活動を自由にする見返りに、八重山、宮古諸島は清国に渡すという動きがあったこともこの本で初めて知った。

本土の周辺部であるがゆえに、真剣にその場所に住む人のこと考えてないように思う。それは今に至るも同じ。

防衛問題をどうするかはすぐに回答の出ないことかもしれないが、沖縄に負担を押し付ける構造があることは、本土の人間として知っておきたいと思う。

また、教科書から、戦時中、日本軍の強制で集団自決が行われた部分が削除されたとき、11万人もの県民が抗議集会開いたのは、いかに沖縄戦が過酷で骨身にしみているか、世代を繋いで体験が共有されている証だと思う。

今の日本は一応平和と言うことになっているが、これも危ういバランスの上に成り立っていること、これからの日本をどうしていくか、重い課題を突き付けられた本でもありました。

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朝から仕事しています

2019-10-08 | 日記

元は三男の部屋、三男の使っていた机にノートパソコン置き、たいていのことはここで済ませます。

下にも机があるのですが、これからは寒くて暗くなるし、いきなり夫が帰ってくる時、何しているか見られるのもちょっと嫌で、最近は二階のこの部屋が専用の事務室。着物着るのと洋裁もここでします。

領収書などの整理は昨日の夜する予定でしたが、TBS系、23時までの歌番組を転寝しながら見ていて今朝になりました。

昨夜の番組で一番興味深かったのは、昔「歌のベストテン」という番組で、The ALfeeというグループが生放送でファンの家の前で歌った場面の再放送。この私もはっきり覚えています。

ご本人は不在で家は留守、暗い家の前で歌っていたら、近所の人が続々集まって、見ている私も、どうなるのかしらとハラハラドキドキ。愛知県犬山市だったそうです。

昨夜はその人が出演していました。今も変わらずその家に住んでいる女性、気がかりだったことが決着してどちらにもよかったですね。

The Alfeeの真ん中の方とは、当地の骨董市でしばらく話したことがあります。コンサートの練習の合間縫ってこられたそうで、誰も坂崎さんと気が付かず、私だけが気が付いて、話しました。

ひとあたりのいい、とてもやさしい方でしたよ。「何かいいもの見つけましたか」って、スターなのに、全然偉ぶらず、私もその直前に見た出演番組の感想伝えたりしました。

これって、自慢話?

いえ、楽しかったことをこうして思い出して書きとどめておきたい年頃になったのです。

きょうは昼間は食事会、午後は買い物行くかな~…未定。

取りあえず、予定した仕事、頑張ります~

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今日の一日をいい日にするために

2019-10-07 | 随想

最近、少し思うことがあり、いつこの世からfade outしてもいいよう、なるだけ用事を後回しにしないよう決めた。

といってもこの私のことなので、計画通りに行くはずもなく、朝決めたことで夕方まだできていないのは、

先月分の通帳とレシート、各種領収書、請求書などの整理。

給料のファイルを夫からもらう。これは7月に夫のPCが突然起動しなくなり、大変だったので。最近は夫に給料計算お願いしている。その心は、25日に家にいるとは、日本にいるとは限らなくなったので。

それと服の整理などです。

夜はだいたい26時ころまで起きているので、できないことはないけど、さてどうしますか。


 

波佐見焼のマグカップは、土曜日に福屋八丁堀店で買いました。

今使っているのがヒビが入って夫から苦情が出たため。

年取ったので、最近この言葉が多い、もう好きなもの使っていく。

来客用のマグカップも新しくするつもりで、近所のイオン、港のおしゃれな雑貨屋3軒と歩いてリサーチ。イオンに気に入ったのがあったので、次に買う予定。

転写紙で絵付けしたのは10年以上使ってさすがに飽きたので、どこかへ片づけるかゴミに出すか。持っているといつまでも人生の次のステージに踏み出せないので、捨てるかな~

午前中に目標の1万歩歩いたので、午後はベッドで横になって本読むうち、一時間くらい寝てしまった。いつもこんな感じ。二回に分けて眠る私。

先日東京の義弟がフランスワインくれたのがとてもおいしくて、ほとんど私が飲んだのだけど、(夫は肝機能が悪くて二か月ほど禁酒していた)、いい肉と飲めばもっとおいしいはずと言われて、肉を買い、ついでに昼ご飯用の握りずし二人分買ってこれまた徒歩で帰宅。

熱いうどんがおいしいと、夫がしみじみと言うので、暑いと言いながら、やっぱり秋が来たんだなと実感した。

夫はお酒が好きでかつ強く、飲んでも顔色も態度も変わらない酒豪。大男なので、アルコールが廻らないのかしら。。。

しかし2か月前、ついに肝機能が悪くなりしばらく飲まずにいましたが、先週の血液検査で数値が改善していたと本人が申告して(私はデータ見たわけではない)、最近また飲み始めています。

いかんなあ。もう一生分飲んだのと違うの。しかし、体のことではめったに私の言うこと聞きません。

「お義母さんをお見送りする大事な仕事があるんだから、先にいなくならないでね」と言うしかない。

それと義母の使っていたところの壮大なゴミ、残してもらっても困る。話聞くたびにびっくりするようなものが出て来るけど、私はもうタッチしないと決めたので、早く捨ててもらいたいもの。

私から見ると、ゴミを出す速度が遅い。少しずつ、味わいながら。にしか見えない。そんなんじゃいつまでたっても片付かない。と思うけど、口出ししない。

義妹も来た時には片づけて欲しいけど、県内の某都市から新幹線で来るだけで疲れて、来たら横になっているので、無理は頼めません。みんな少しずつ年取っていくのが寂しいことです。


いい日にするためには、いつもより少しだけ頑張る。少しだけ機嫌よくする。少しだけ余計に感謝するということでしょうか。

相手を責めない。責めずに、してもらいたいことだけ、感情を交えずに言う。感情交えて話していいのは、愛の告白の時だけ。それ以外では冷静に話し、冷静に聞く。これだけのことだって難しいのです。

最近、知っている人が親の介護できょうだいがギクシャクしていると言うので、先輩としてささやかなアドバイスさせてもらいました。

 

 

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