里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ピートモスと木炭を使った土づくり

2019年01月13日 | 畑:果菜類
 空いている畑が少しずつ増えてきましたが、その時を見計らって極力土づくりに心がけています。
 これまで、切りわらや落ち葉を利用した土づくりを行いましたが、今度はピートモスを利用した土づくり


 ピートモスはカナダ産のもの。欧州産の方が長持ちするといわれていますが、JAに注文しているので配達されるものを使うしかありません。結構高価なので、年ごとにできるだけ畑を違えて順繰りに使うようにしています。これは225リッター入っています。3袋注文しました。


 普通、ピートモスは育苗に使うことが多いのですが、畑に利用しているのです。いい堆肥をあまり使っていないので、その代替えのようにして利用していますが、畑は確実に良くなるようです。
 散布する時は、かなり重く嵩張るので取り扱うのは少しやっかいです。できるだけ全面に均一になるように散布します。


 同時に、くずの木炭も散布します。これは稲わらをすき込む際もやりましたが、ピートモスを使うときにもやっています。


 ピートモスは、酸性なのでアルカリ性の木炭はその矯正の役割も期待しています。


 それでも必ず石灰はやらなければならないのですが、今回はそれは後回しにして、一度耕耘しておきます。


 ロータリー耕ですが、最低速度でゆっくりとできるだけ深く耕します。
 我が家の畑は粘土質が強いため、有機物を入れて通気性を良くしなければならないのですが、いい堆肥を十分確保できないので、稲わらと落ち葉そして市販のピートモス、有機肥料を組み合わせて土づくりをするようにしています。