goo blog サービス終了のお知らせ 

里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

年代物の育苗ハウスを補修する

2019年01月28日 | 田んぼ


 水稲の育苗専用に使っているパイプハウスはもう30年以上経っている年代物。普通ならとっくに処分されている代物です。今時このタイプのパイプハウスはほとんど見かけなくなりました。
 それでも使い続けているのは、補強と補修を重ねているからです。
 両親が健在の頃からあったいくつかのパイプハウスは、老朽化したことから徐々に解体し、使えそうな支柱を利用して、このパイプハウスは1本の支柱のところをすべて2本のダブル支柱にしたのです。


 そして、この支柱と筋交いや横パイプをすべて針金で縛っています。さらに毎年点検し、締め直しや交換を怠らないようにしています。



 ビニール押さえのマイカー線を止める足場用パイプの補強杭は栗の木で、山から切り出したものを杭にしています。今年も点検しながら数本交換します。栗の木は水に強く、杭や柱には一番です。
 この杭はもう腐れているので交換です。





 新しい杭を打ち込みます。


 太い針金で縛ります。


 出来上がりです。


 甚だ原始的なようですが、里山ならではとも言えます。
 それでも何しろ老朽化していますから、風や雪が心配なので、現在は、ビニールを張るのは水稲の育苗に利用する2ヶ月弱と割り切っています。
 人間が先に壊れるか、ハウスが先に壊れるかといったところでしょうか。
 黒マルチが張られたままになっているのは、昨年の育苗した跡のもの。1年間そのままにしています。プール育苗を行っているので、均平を保つためと雑草を抑えるためです。

ほうれんそうを水墨画で描く

2019年01月28日 | 水墨画:菜果
画仙紙 半切1/3




 ほうれんそうを水墨画で描いてみました。
 これは、一昨日収穫したほうれんそうです。


 ほうれんそうは、この時期は寒さで葉が横に広がります。この品種は立ち性なのですが、それでも結構広がっています。したがって、この画は11~12月頃収穫の伸び伸びしたほうれんそうをイメージして描いたものです。