切り出したナラの原木にしいたけの植菌をしました。
少し早いのかもしれませんが、乾燥し切り口にひび割れが出てきたのでやることにしました。
道具と種駒を準備します。
種駒は、なじみの農業資材屋さんにあるのはこの種駒だけでした。日本農林種菌の「すその360」という品種。
結構な値段なので500個入りを3袋購入し、使い切ったところで終了することにしました。
一応、マニュアルを確認しながら作業を進めます。
まず電動ドリルで穴を開けます。穴の数の標準は、長さ1メートルの原木の場合、太さの直径の4倍となっています。私の場合は長さ90センチなので3.6倍と換算しました。穴の間隔は17~18センチ、列の間隔は3~4センチで千鳥に植えますが、最初確認すればあとは感覚です。
穴を開けたところに種駒をハンマーで打って植え込みます。
植え込みが終わりました。
このように枝を切ったところはまわりに多く植え込みます。
この原木は直径10センチで36個植え込みましたのでぴったり標準でした。
この原木は理想とされる直径10~15センチのものからは大きく外れる22センチありました。80個植え込みましたので大体標準には達しています。
以前、知人の林業家の方から菌がうまく回れば太い方が長持ちすると聞いていたので、種駒のある範囲で太いものも植菌することにしました。
これが植菌済みのもの。結局、最終的には42本で終了となりました。換算してみると標準より細いものもかなりあったということでしょうか。植菌されないものが数本残りました。