里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年のイネは出来上り良さそう

2019年09月16日 | 田んぼ

 今年のイネは穂が出てからちょうど1ヵ月半。色づきは完全に進み、刈り頃を迎えています。出穂後の積算温度からいっても成熟期に達しました。
 田んぼの周囲の穂は畦に付きそうに垂れ、いわゆる黄金色の穂になってきました。


 梅雨が長引き、7月の低温で障害不稔を心配していたのが嘘のようです。
 穂を手に取り、よく見ると、空の籾もありますが、穂全体の実入りは良さそうで、穂数は例年より多いことから、少々期待が膨らんできました。


 こちらの田んぼも、例年と比べても悪くなさそうに見えます。


 今年は、穂が出た後、雨はしょっちゅう降っているのですが、長時間降ってはいないので、日照も結構確保されています。昨年と比べると、遙かに恵まれています。


 少し倒れてきたところはあります。台風15号通過時の強雨ばかりでなく、繰り返し雨が降っているためですが、昔から、少しもなびかないようでは穫れないと言われるので、このくらいなら問題ないでしょう。ただ、田んぼはなかなか乾いてくれません。


 こちらの田んぼは少し遅れ気味でしたが、刈り頃になってきました。


 こちらの田んぼは山のそばにある10aばかりの小さな田んぼで、遅れ気味なのですが、それでも刈り取りするのに問題なくなっています。


 刈り取りは、もう何年も前から馴染みの法人にお願いしていますが、周囲の稲刈りも始まったばかりで、進んでいません。今日も雨模様で刈れそうもなく、気をもんでいる方も多いことでしょう。