里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ピーマンにウィルス病

2019年09月22日 | 畑:果菜類

 ピーマンの背丈も大分伸びてきました。


 支柱は生長に従って横パイプを上の方に上げていきます。フックバンドを完全には止めていないので、下から軽くたたくと簡単に上がります。これで、誘引しなくても枝が動かず、垂れ下がりも防げます。今回が最後です。


 例年、今頃になると、ピーマンは穫れすぎて持て余すのですが、今年はそれほどでもありません。
 というのも、ウィルス病が付いているからです。植えた当初は分りませんでしたが、大きくなるに従って、モザイク症状が出てきました。枯れるほど重症の株はありませんが、実の数も少なくて大きくならず、形も悪いです。
 写真では分りにくいですが、葉がしわになり、濃淡が付いて勢いが良くありません。

 正常な株もあるので、不足するようなことはありませんが、気分は良くありません。管理にも力が入らないので、大分乱れています。
 苗の段階でウィルスに保毒していたと思われます。ふところ枝を整理するなどしているうちにさらに拡大したのでしょう。これまでも多少はありましたが、今年ほどではありませんでした。
 それでも、実の数は相当着いてはいます。 


 ピーマンの品種は「京みどり」で、この品種は、果肉が薄く縦長で表面に筋が入ったスマートな形をしているのですが、変形した実が多いです。
 これは正常な株。


 右側の実がだいたい本来の姿ですが、左側のものは形が乱れています。
 来年は考えないといけません。