明日が年越し。
昔は年越しの神事は大晦日に早朝から一日掛け、飾り付けまでの全てをやるものとされていました。
父が亡くなってからは事前に準備するようになり、次第に簡素化もしています。
すでに30年の歳月が流れたわけですから当然とも言えます。
例年と変わらず輪通しとしめ縄を作りました。
まずは輪通し作り。
輪通しは、しめ縄を簡素化したものとされています。今、近隣で手作りしているのは我が家くらいでしょう。
但し正式に習ったものではなく父の作っていたものの見よう見まねです。
3本の藁を1回継ぎ足して綯い、このような輪を作ります。
輪通しは、しめ縄を簡素化したものとされています。今、近隣で手作りしているのは我が家くらいでしょう。
但し正式に習ったものではなく父の作っていたものの見よう見まねです。
3本の藁を1回継ぎ足して綯い、このような輪を作ります。
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この輪に五葉松、昆布そして干し柿の3種を挟み込みます。
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五葉松(御用待つ)、昆布(喜こんぶ)に、干し柿は(かき入れる)で縁起が良いと昨年知りました。
干し柿について父がそこまで知っていた訳ではなく農作物の豊作祈願の印にしたものと想像しています。
五葉松、昆布、干し柿を父はどう挟んでいたかは覚えていません。その時の気分で挟んでいます。
輪に下げる紙を作ります。しめ縄に付ける紙垂(しで)を簡素化したものです。
昔は障子紙を使っていましたが、宮司が普通のA4版用紙で紙垂を作っていると聞き、同じようにしています。
1/4に切って使います。
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このように切り込みを入れます。
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折り込みます。
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これを挟んで出来上がり。
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これを6つ作ります。
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この輪通しを大晦日に飾り付けます。
次にしめ縄。
鎮守様の鳥居に付けるもので、昔から講中代表をしている小生の役割です。
鎮守様の鳥居に付けるもので、昔から講中代表をしている小生の役割です。
昔は自分で縄を綯っていましたが、祭典に用いる縄を購入することになり、同じようにすることにしました。
これは大変楽になりました。小正月には取り外すので立派なものでなくて十分です。
縄に下げる紙垂(しで)を作るだけになりました。
これも普通のA4版用紙を半分に切ったものを使うようになりずっと楽になりました。
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半分に切った紙を二つ折りにします。
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このように切ります。
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これを織り込みます。
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これで出来上り。
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切り込みの幅と深さを調整することで雰囲気が少し変わってきます。
これを5枚作ります。
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縄に挟み込めばしめ縄の出来上がり。今年はここで縄に挟んでしまいました。
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このしめ縄を大晦日に神社の鳥居に取り付けます。