画仙紙 半切1/3
枇杷(ビワ)の花を水墨画で描きました。
ビワの画を描くとき、普通は実の成っているところを描くことが多く、花を描くことはほとんどないと思いますが、敢えて描いてみました。
ビワの花は11月から咲いて、未だに咲いています。すっかり花収まりしたものから盛んに咲いているものまであり、こんなに長い期間花が咲いている果物も珍しい。
注目されることもない花ですが、改めて見てみると、小さい花がゴツゴツと固まって咲く姿は面白い形をしています。ビワの特徴と言えば分厚く長い大きな葉ですが、地味な小さな花とのアンバランスなところがまた面白い。
こちらは終日曇りでしたが、寒い感じはあまりしません。
ビワの花は初めて描きました。といってもメインは葉の方かもしれません。それにしてもビワの花というのは面白いですね。いつまで咲いているのか、もう2ヵ月咲いてまだ終わる気配がありません。
夕べから今朝にかけて雪が降りましたが、うっすらと降っただけで、陽がさして来ました。ビワの水墨画素敵です、葉の濃淡がいいですね、花もひっそり咲いている感じがいいと思います。