里山悠々録

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アスパラ菜を順調に穫り始める

2023年11月06日 | 畑:花菜類

数日前からアスパラ菜を穫り始めました。
今年は例年より数日から1週間遅い種播きです。
若干欠株が出て、追い播きしているところがありますが、あまり分らなくなりました。


追肥土寄せの効果があったと思われ、昨年見られた白斑の症状はありません。
種播きを遅らせた分、穫れ始めが遅くなっていますが、想定通りです。
株の姿は良さそうに見えます。


我が家ではナバナ類を何種か作っていますが、まず穫れ始めるのがこのアスパラ菜。
株の中心から親茎(主枝)のトウが伸び出します。


すでに殆どの株でトウが伸び出しました。今年はバラツキが少ない。
収穫は蕾のうちから出来ます。
但し、親茎のトウは蕾のうちだと短かいので、花が咲いたところで収穫しています。
このくらいになるとトウも長く伸びてきます。


アスパラ菜は多少花が咲いてからでも軟らかく問題ありません。
この親茎(主枝)のトウを穫ってみます。


親茎は数芽残して切ります。


収穫後。すでにわき芽が伸びています。これが伸び出し何れ収穫されます。


わき芽を多く残せば本数は沢山穫れますが、茎が細くなります。
数芽残しのつもりでも地際のところは節間が詰まっており、実際はもっと多くなります。
わき芽を孫茎まで穫ろうとすれば、残すわき芽は多くしない方が良い。
親茎を穫り終わった頃にはわき芽が穫れるようになるでしょう。
数株穫ってみました。


トウに付いている葉も結構大きい。茎、葉、花全て美味しく食べられます。
アスパラ菜は味に癖がなく嫌う人はまずいません。
アスパラ菜の元祖と言えるのが、サカタのタネの「オータムポエム」。
しかし、我が家のはトーホク種苗のアスパラ菜です。
アスパラ菜は中国野菜の「菜心」と「紅菜苔」を交配させて育成された野菜。
アスパラ菜は通称なので自由に名称を使用して問題ないのでしょう。
かつては「菜心」や「紅菜苔」も作られました。しかし、今はアスパラ菜にすっかり置き換わりました。
こちらは、同じナバナ類の「寒咲花菜」。


やはり少し欠株が出て一部追い播きしています。今では殆ど分らなくなりました。
昨年は生育にバラツキが目立ちましたが、今年は順調に見えます。


種播きを遅らせた分、穫れ始めは遅れると思います。
12月早々からの収穫開始が目安です。



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