里山悠々録

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ナスは頗る旺盛さらに支柱を上げる

2023年08月21日 | 畑:果菜類

ナスは収穫が始まって50日と言ったところ。ほぼ折り返し点でしょうか。
収穫最盛が続いています。


品種は中長なすの「くろべえ」。
今年は気温が異常に高く枝が伸びています。通路がかなり埋まってきました。


仕立て方はごく普通の3本仕立て。
かつて切り戻し剪定も試しましたが、当地の露地栽培には不向きなようです。
現在の樹勢は強く更新剪定も行いません。
樹勢を見るには花が分りやすい。このように雌しべの柱頭が長い長花柱花なら樹勢は良。


柱頭が短い短花柱花なら弱っている証拠です。
整枝は簡易な「ふところ枝」の整理です。今回が2度目。
「ふところ枝」とは、株の内側に向かって伸びた枝のこと。
「ふところ枝」を整理し光線が中まで入るようにします。
丈が伸び、脇から除くしかありません。


中心に立てた支柱や主枝が見えるようにするのが目安。 


思ったよりわき芽が伸びておらず、1株でこの程度でした。


誘引は、中央の1本の支柱と廃材を使い畝の両側に設けた横パイプを上げていく簡易な方法です。
横パイプに枝が密着すると枝が動かず、誘引止めしなくても垂れ下がりません。
これまで、枝の生長に合わせて横パイプを2回上げており、今回が3回目。
横パイプは縦支柱にフックバンドで止めています。
完全には止めていないので、下から軽く叩くだけで簡単に上がります。


この後も上げるのでフックバンドは完全には止めません。これで最後まで持っています。


同様に反対側の横パイプも上げました。


全ての横パイプが上がりました。


通路がよく見えるようになりました。


パイプの高さは1メートル近くになっています。
今年は枝が伸びているため、これから支柱を上げる余裕は僅かになりました。
最大限に上げた後は、他の方法を考えなければならないかもしれません。
追肥は、マルチの裾を少したぐり上げ切りわらを敷き、速効性肥料をバラまいています。
お盆中に繰り返し雨が降ったので、今度は効いてくれるでしょう。
当分、収穫最盛の状態が続きます。






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