里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年のイネは例年より1週間から10日進んでいる

2023年08月17日 | 田んぼ

今年のイネは7月中に穂が出揃い、これまでで最も早いと思われます。
8月上旬の気温も高く、半月ほどで穂は急速に垂れてきました。
ここ数日は天候が不安定ですが、相変わらず気温は高い。
早朝に見回りをします。
これは我が家のすぐ前の田んぼ。


この時期になれば水はたっぷりとは必要なく、湿潤状態が保たれていれば良い。
お盆中に降った雨水がまだ残っています。


殆どの穂が垂れてきました。
早朝と日中では見た感じが多少違います。
朝は青みが強い感じですが、日中見るとかなり色付いてきたのが分ります。


毎年のように心配させられるヤマセによる冷害の懸念は今年は全くありません。
ここまで日照も多いので稔りも順調に進んでいると思われます。
しかし、懸念されるのは気温が高すぎること。
小生の見たところ、今年は穂が小ぶりな感じがします。
こちらの田んぼも殆ど穂が屈んできました。


草丈が高いのが気になります。倒れる心配がありますから。
気温が高いので草丈が伸びたのは当然とも言えます。


この田んぼは昨年少し倒伏しました。
当地方、台風7号は免れましたが、これからが本格的な台風シーズン。
過去には何度も雨や風で倒伏し、悩まされた経験があります。
この辺りが一番早く穂が出たところ。日中見るともっと色付いて見えます。


別の田んぼ。


同様ですが、若干遅い感じです。


茎数や穂に着いている籾の数が期待値より少ない感じは否めないようです。


それでも米粒に中身がしっかり詰まれば大丈夫。
それにつけても、この異常に高い気温の影響がどの程度のものか。
白未熟米と言われ米粒が白く濁ってしまう品質低下も心配です。
夜温が下がる里山の利点が最大限発揮されることに期待です。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2023-08-17 22:53:21
こんにちは♪
お疲れ様です。
7〜10日早場ははやいみたいですね。
しかし、毎年早い、遅い言いながら、最終的には、毎年同じ頃の稲刈りになる当地方です。
返信する
Unknown (kaz)
2023-08-17 23:03:04
Unknownさんへ。
コメントありがとうございます。
ごもっともです。
当地方も同様ですね。
9月になると秋雨に泣かされることになるのでしょう。
返信する

コメントを投稿