里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春キャベツ越冬に向け追肥土寄せ

2019年11月27日 | 畑:葉菜類

 春キャベツに追肥と土寄せをしました。
 品種は、例年と変らず「金系201」。9月25日に連結ポットに種を播き、10月23日に植付けました。10月12日の台風19号の大雨で畑がぬかるんで困ってしまいましたが、苗も大きくなり、また大雨になりそうだというので、やむを得ず強引にトラクターで耕耘して植付けたものです。
 土は酷い状態でしたが、わずか数十株のキャベツなので 、ダメもとという気持ちでした。追い打ちをかけるように、植えて2、3日後に100ミリの大雨。
 しかし意外にも欠株もなく、まずまずの生育となっています。これ以上大きくなって越冬してもとう立ちするのが心配ですから、丁度いいくらいかもしれません。


 10月は500ミリ以上の雨が降ったのに、11月は一転してほとんど雨が降らないため、所々土の表面にひび割れが出来ています。土の中の方はあまり硬くなっていないので、結果的には、強引にでも耕耘して良かったようです。


 越冬のための防寒を兼ねて、土寄せを行います。
 まず、畝間と肩のところに追肥をします。昨年は生育の進みすぎが心配だったので緩効性の肥料をやりましたが、今年は速効性の肥料にしました。


 次に、越冬する害虫対策のため、株元にオルトラン粒剤を施します。


畑の条件が悪く、変則な2条植えにしたので、管理機による土寄せは内側は出来ません。外側を逆転ローターで、土を上げます。


 内側はクワを使って軽く上げました。外側からはローターで上げた後、クワを使って根元の葉が少し倒れるくらいまでたっぷりと土寄せします。


そうすることで、芯が保護され、厳冬に耐えてくれるようです。

 こちらは収穫中の秋キャベツ。まだ大分残っています。里山特有の落ち葉が多くなりました。

 こちらは寒玉キャベツ。秋キャベツが大分残っているので、収穫は年を越してからです。