里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ターサイ、チンゲンサイが食べ頃に

2019年11月17日 | 畑:葉菜類

 今、ほとんどの秋野菜が出揃い、穫り頃になっていますが、ターサイ、チンゲンサイもその一つ。
 これはターサイ。近くにケヤキの大木があり、その落ち葉が付いています。


 9月17日に種を播き、これまで間引きを兼ねて何度か収穫していますが、気温が下がってきて、正にこれからがターサイの食べ頃です。


 収穫初めのうちは葉が立っていましたが、少しずつ葉が広がり、ターサイ特有の姿を見せてきました。ターサイは寒さが強くなるとともに地面に這いつくばるように広がっていきます。


 収穫しながら最後の株間は30センチ間隔くらいにしたいところですが、毎年穫りきれず、そこまでは広く出来ていません。しかし、葉物として穫りきれなくても、春先出てくるとうはおいしく食べられます。始めのうちは雪菜に似ていますが、生長すると姿が変化してくるので違いがすぐ分ります。もともと葉の緑の濃い野菜ですが、気温が下がると一層濃緑となり、いかにもビタミン豊富に見えてきます。


味に癖がなく肉厚で食べ応えがあり、私は好きな野菜なので、かなり前から作っていますが、どういうわけか周りではあまり見かけません。

 こちらはチンゲンサイ。大雨による湿害で、黄色になった下葉が少し見られます。


 チンゲンサイは周りでもよく作られ、店にも出ているので、ターサイより馴染み深いようです。


 ターサイと同じで9月17日に種を播き、やはり間引きを兼ねて何度か収穫していますが、今が一番の穫り頃になっています。


 私の好みは、どちらかというとチンゲンサイよりターサイ派ですが、チンゲンサイ派もいるので、ずっと作り続けています。それぞれの良さがあるということでしょう。何といってもチンゲンサイは栽培がしやすいのがなによりです。


 昔はパクチョイを作ったこともありますが、いつの間にか止めてしまいました。
 かつてチンゲンサイは青軸パクチョイと言われていたので、パクチョイのほうが本家のはずですが、葉柄の白いパクチョイより緑のチンゲンサイの方がおいしく見えるのか、今はあまり見かけません。