写真説明:近くの広い駐車場の片隅に長い間黒いセダンが止まっていました。
何気なく車輪を見て驚きました。
草の蔓がタイヤの回りについていました。
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内田康夫の浅見光彦ものを片端から読み進ました。
登場人物の光彦の兄,陽一郎(47歳)、母親、雪江(72歳)、
お手伝いの娘、吉田須美子(27歳)のかみ合わせがよろしい。
兄の陽一郎は,警察庁刑事局長です。
地方で光彦が困ることがあるとこの兄に相談します。
いずれも短かくて軽い文章で、物語は進んでいきました。
ここで作者、略歴は
コピーライター・CM制作会社経営を経て、
1980年「死者の木霊」でデビュー。第11回日本ミステリー文学大賞受賞。
著書に「浅見光彦シリーズ」「竹村警部シリーズ」など多数。
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自費出版した初期の『死者の木霊』が
朝日新聞1981年3月8日朝刊の読書欄にて紹介されて話題となり、
『後鳥羽伝説殺人事件』が1982年(昭和57年)、
廣済堂出版より発刊されて商業ベースのデビュー作となるとあります。
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浅見光彦倶楽部があります。
http://www.asami-mitsuhiko.co.jp/
浅見光彦から離れた物語に2007年に出版された「靖国への帰還」があります。
昭和20年、海軍厚木基地。夜間戦闘機で出撃した武者滋が
、命からがら帰投した基地は2007年の厚木基地だった。
信じる事を忘れた現代に、彼は何を見るのか。
還るべき場所を失くした青年が探し求めた使命とは…。
私には心温まは好きな作品です。