初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

御宿かわせみ

2009年09月24日 16時48分56秒 | Weblog


平岩弓枝の作品を読むことにしました。

テレビドラマでも「ありがとう」、平岩弓枝の作品をよく見ました。


御宿かわせみの途中の巻(題名を忘れました)から読み始めました。

例によって,バックナンバーを次々、読み進みました。

最初は毎日新聞社発行の「江戸の子守唄」「水郷から来た女」に

たどり着きました。

「サンデー毎日」に連載されていたようです。



ストーリーは大川端の旅籠,かわせみを

経営する美貌の主人るいと

神林通之進の弟で居候している美男で剣の達人、東吾は、

相思相愛です。

東吾はるいの、かわせみへ通います。



日本中に女性フアンも多く,ストーリーに事件が起こると,

それに対するファンレターが届くと,

平岩弓枝のエッセーで読みました。

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東吾,るいを取り巻く人物に,

畝源三郎、新妻の千絵,など大勢絡みます。

平岩弓枝にとって,大河小説と言われるほど

長いストーリーに発展しました。

脇役,畝源三郎が 千絵と祝言を挙げる巻が出版されると,

作者へお祝いが届いたようです。

畝源三郎・千絵が結婚すると,源太郎,千代の二人が誕生します。

また、ファンからお祝いが届きます。

そのうち、ファンは生まれた子供の年齢が気になります。

今は,何ヶ月,七五三のお祝いが近いとか,

子供の年齢を数えると,親の年齢も気になります。

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御宿かわせみの登場人物がそれぞれ祝言を挙げて,

子供が生まれるところから、小説のヒーロー、ヒロインは

年齢を重ねることになります。

やがて,明治維新あたりで御宿かわせみのストーリーは終わります。




この本の装画は蓬田(よもぎだ)やすひろです。

彼は引っ張りだこでほかの時代劇の文庫本から、

ハードカバーまで本屋の店先でよく見かけます。

               … … …

「御宿かわせみ」の終わりの近くで,ストーリーに追いつきました。

文藝春秋の月刊誌「オール読物」の後の頁に連載されていて,

毎号が楽しみでした。

挿絵の蓬田やすひろの白黒の絵も楽しみでした。

平岩弓枝の「御宿かわせみ」にはよく似合う装画で,雰囲気もぴったりです。

平岩弓枝は1年ほど休んでから「新・御宿かわせみ」となって再開されています。

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http://www.ne.jp/asahi/on-yado/kawasemi/


内田康夫の浅見光彦が魅力的な女性から

ひたすら逃げるのもわかります。

いつまでも独身でいれば、ヒーローは歳をとりません。

あのジェームズ・ボンドも結婚しませんでした。