少年ピアニストに次いで
天才少女ヴァイオリニスト
「五嶋みどり」さんです
大阪フェスティバルホールで彼女の
リサイタルが開かれました
そのリハーサルに立ち会うことができました
舞台にはピアノ1台です
彼女はヴァイオリンを手に登場しました
彼女の有名な逸話は聞いていました
ボストン交響楽団と共演したタングルウッド音楽祭で
演奏中にヴァイオリンのE線が2度も
切れるというアクシデントに見舞われました。
コンサートマスターのストラディヴァリウスに
持ち替えて演奏を続けます。
再びE線が切れてしまいます。
2度目は副コンサートマスターのガダニーニを借りて
、
演奏を完遂しました。
指揮者バーンスタインは、驚嘆と尊敬の意を表しました。
翌日のニューヨーク・タイムズ紙に、
「14歳の少女、タングルウッドをヴァイオリン3挺で征服」の
見出しが一面トップに躍りました。
「タングルウッドの奇跡」として
、
アメリカの小学校の教科書にも掲載されました。
フェスティバルホールのリハーサルでは
暗い客席から見守っている母親が
舞台からの照り返しにほのかに
浮かんで見えました