諏訪根自子、ヴァィオリンリサイタルの
ポスターを見て、どうして母親が演奏会に
出掛ける気持ちになったのかわかりません
先日、月刊誌モーストリー・クラシック
5月号で諏訪根自子の記事を見て
そういえば、当時、母親の気持ちを動かした
動機は何だったのかを聞きそびれていたのを
思い出しましたが…謎に終わりました
戦災後の浜松市の第一の娯楽は映画でした
あちこちに映画館ができはじめました
私は川田晴久と美空ひばりの「東京キッド」を見ました
映画の美空ひばりの歌声をはじめて聞いて
てっきり誰かの吹き替えだろうと勘違いした
思い出があります
母親は、映画が大好きでした
洋画専門の浜松劇場でシャルル・ボワイエ
イングリッド・バーグマン主演の
「ガス灯」を見てきました
中学生だった私に見てこいと云われました
「ガス灯」に出ていた
ジョセフ・コットンの役柄をどう思うかと
聞くのです
母親は映画「ガス灯」について
話し相手が欲しかったのですね
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