銀塩フィルム時代、
日本最大の
富士フォトコンテスト
がありました
私はスライド部に
フジカラーリバーサルで
地域入選して大阪・ABCホールの
スクリーンに投影発表会が
ありました。
… … …
同時に銀塩8㍉映画、
入選作の上映もありました
母子家庭の娘が
結婚披露宴で
嫁ぐ娘が母親へ「ありがとう…」の
シーンがありました
… … …
微笑んでいる娘のクローズアップで
瞳に涙が溢れてきます
その瞬間、娘のアップは
スローモーションになりました
涙はゆっくりゆっくり頬を伝って
こぼれました
この8㍉映画入賞作の
タイトル、作者を
憶えていませんが…
観ていた私はこのカットの
アイデアと手法が入賞に
つながったのだと確信しました
映画にも
プロとアマチュアがいます
物量で迫ってくるプロに
アマチュアは
とても太刀打ちできません
アイデアと時間でアマチュアは
勝負しなくてはなりません