私が豪華な食事を済ませたころ
戸谷の叔母さんは、紋付きの和服姿で
現れました…
… … …
「さあ、県庁へ行きましょう…」と
13歳の私と叔母さんは出かけますが
静岡県庁まで歩いて行ったのか?
どうしたのか…
記憶に残っていません…
… … …
静岡県庁の教育課の担当者に
叔母さんは、私の母親の手紙を
参考に、13歳の私のことを
説明してくれました…
… … …
敗戦によって私の通っていた
小学校(国民学校) は無くなりました
そして中学校も無くなりました
中学校へ入学出来ないまま
半年過ぎていました…
つまり、小学6年生の夏から
中学1年生の夏まで
空白な状態が私でした…。