■【経営コンサルタントのひとり言 今日は何の日】 3月28日 龍安寺のつくばいに学ぶ
一年365日、毎日が何かの日です。
季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック
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3月28日 | |
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【今日の写真】 早春の京都 竜安寺 | |
「龍安寺の石庭」として知られる枯山水の方丈石庭は京都を訪れた人の多くが訪問しているでしょう。室町幕府の守護大名であり、応仁の乱の東軍総帥でもあったりした細川勝元が創建した禅寺です。 竜安寺の写真のつくばいには「吾唯足知(われただたるをしる)」とあります。「贅沢を求めず、現状あるもので充分たりていることを知りなさい」というような意味でしょうか。 寺の南側には広大な鏡容池(きょうようち)があり、周囲は回遊式庭園になっている(国の名勝)。境内北側には方丈(本堂ともいう)、仏殿、茶室蔵六庵などが建ち、これらの西側には非公開の「西の庭」がある。 西の庭には開基細川勝元の木像を祀る細川廟などがある。著名な石庭は方丈南側の土塀で囲まれた中にある。なお、寺の背後には第66代一条天皇を含め5人の天皇の陵墓がある。(【Wikipedia】より) |
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3月28日 | |
■ スマトラ沖地震
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■ その他 |
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【経営コンサルタントの独り言】 ■ 龍安寺のつくばいに学ぶ 龍安寺(りょうあんじ)といいますと「石庭」に結びつく人が大半ではないでしょうか。 ところが、意外と竜安寺の庭園や池についてはご存じない方が多いようです。 その一つが、徳川光圀の寄進といわれるつくばいがあります。 つくばいとは、ご存知の方も多いと思いますが、日本庭園といいますか、茶庭(露地ともいいます)には不可欠です。 茶室に入る前に、手を清めますが、そのための背の低い手水鉢のことです。 龍安寺のつくばいの上面に「吾唯足知(われただたるをしる)」と刻まれています。 中央に四角い水穴があり、そこから水が吹き出てきます。 この四角形を「□」と見立てて、周囲の四文字とくっつけて読みます。 たとえば上位には、漢字の「五」と読める文字があります。これと中央の「□」と合わせますと「吾」という文字になります。 同様に、他の文字もそれに合わせますと、「吾唯足知」という四つの漢字になるのです。 吾唯足知というのは、釈迦が説いた言葉です。 知足の者は 貧しといえども富めり 不知足の者は 富めりといえども貧し 「知足」とは、「みずからの分(ぶん)をわきまえて、それ以上のものを求めないこと(kotobank)」という意味です。 分相応のところで満足するという教えです。 吾唯足知は、知足の心を図案化したもので、仏教の真髄といわれていますし、これが茶道の精神に繋がっているのだそうです。 吾唯足知は、豊かな人というのは、多くを求めすぎない人で、富や名声のある人には貧しい人もいるということを教えてくれているのかもしれません。 一般的には、仏教の本来の意味からは少々外れて「贅沢を求めず、現状あるもので充分たりていることを知りなさい」というような意味で使われているようです。 |
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