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【お節介焼き情報 健康】 バナナは健康によい食品、されど

2023-06-11 13:20:35 | 健康・環境

  【お節介焼き情報 健康】 バナナは健康によい食品、されど

 若いうちは、特別に健康に配慮しなくても、健康を維持し続けられてきたように思えます。しかし、近年、若くても成人病に悩んでいる人の比率が高くなってきているともお聞きしています。

  齢を重ね、体力も落ち、運動量も減ってくると寝たきり老人に一歩近づいてしまいます。

 一方で、経営コンサルタントを目指す若い人や、企業経営者・管理職からは、いろいろな問合せや相談が後を絶ちません。経営コンサルタント歴45年余の経験を求める人がいらっしゃる以上、床に伏しているわけにはいかず、お節介訳精神が湧き上がり、一念発起して、私の健康法の現状を皆様にお伝えし、一人でも多くの方の参考になればと、本シリーズを書き始めました。

 ご笑読くださると幸いです。

  バナナは健康によい食品、されど

 私は、毎朝食に果物を食べています。その中に、バナナは欠かせません。バナナは、健康によいということは良く聞きますが、どのようによいのかを知りませんでした。以前にネットで調べた情報が残っていましたが、出展が定かではありません。

 健康によいという根拠の一つが「栄養」面なのではないでしょうか。
 バナナに含まれている代表的な栄養素は、カリウム、ビタミンB2・Cであるこはよく知られています。

 カリウムは、塩分対策としてNa排出に効果があります。カリウムも、ビタミンB2やCも、バナナ一本で一日の必要摂取量の10%前後を接種できます。
 カリウムは、血圧のコントロールに役立つともいわれています。それにより、心臓病のリスクを大きく下げてくれるそうです。手軽にカリウムを補給できるということは、心臓病予防という観点でも重要ですね。

 炭水化物も当然、含まれています。そのほとんどがレジスタント・スターチですので、難消化性デンプンということになります。それが食物繊維として大腸に運ばれて不要物の排出を助けてくれるのです。
 バナナだけではなく、食物繊維が豊かな食品というのは、体重の減少を助けてくれますので、ダイエット効果があるのです。バナナ1本のカロリーは、100キロ前後と低カロリーです。アスリートがバナナを持ち歩いて、小腹が空いたときに食べるという話を聞いたことがありますが、腹持ちが良いですので、低カロリーであることから体重を維持するのによいのでしょう。
 そのために、朝食だけではなくおやつに利用する人も多いようです。栄養豊富ということで、キッチンの常備食品としている家庭は多いでしょう。
 しかも、ダイエットだけではなく、成人病の予防や疲労回復などにも効果的です。バナナに含まれる、カリウムやマグネシウムなど電解質が豊富ですので、負荷の高い運動をした後には効果的です。発汗によって電解質が失われますので、バナナを食べることで、これらをすばやく補給し、吸収できるのです。
 また、電解質の補給は、運動後の筋肉の痛みとけいれんの予防効果が期待できるという研究者もいます。ショ糖や果糖などのエネルギー源と食物繊維が含まれているため、エネルギーへの変換がすばやく、しかも持続的に行われるのだそうです。
 バナナにトリプトファンが含まれていますが、これは必須アミノ酸のひとつです。寝つきをよくしたりリラックスしたりする効果がありますので、就寝前に食べる人も多いそうです。(胃の負担にならないように就寝直前は好ましくない)逆に、日中に食べ過ぎると眠気を催す可能性がありますので、注意が必要です。

 血糖値の高いことも近年しばしば話題に上がります。成人病の代表のようにいわれる糖尿病ですが、上述のように、バナナは食物繊維が豊富な果物は、血糖値の抑制に効果があるとのことです。食物繊維が、とりわけ2型糖尿病のリスクを下げるようです。
 糖尿病を発症する前に、臓器がインスリンに反応しにくくなる「インスリン抵抗性」があることが解っています。バナナに含まれるレジスタントスターチが、インスリンへの感受性を向上するという研究発表もあります。
 バナナに豊富な水溶性食物繊維の一種「ペクチン」は、コレステロール値を抑制する働きがあり、また、腸内環境を整え腸の働きを正常に保ってくれます。下痢によってカリウムなどの電解質が失われた時にも、その補給に適しています。

 某水泳選手が白血病でオリンピックを断念しなければならないことが話題になったことがあります。白血病は、異常なリンパ球が増殖する病気ですが、バナナに含まれるレクチンが、白血病化したリンパ球の増殖を防ぐ効果があるという研究もあります。バナナはビタミンCも多く、レクチンと同様に抗酸化作用に優れていることはよく知られています。


 いいことだらけのバナナですが、では、毎日バナナだけを食べていれば良いのかと言いますと、そうではありません。何ごとでも「過剰はリスク」です。
 上述のように食物繊維が便秘を抑えたり、腸内環境を整えたりしてくれますが、バナナ、とりわけ未熟なバナナは難消化性でんぷんを多く含んでいます。バナナに含まれているペクチンが腸内の水分を奪うため、便が固まりがちになります。一度に大量に食べますと、腸の働きがスムーズにいかなくなってしまい、かえって便秘を引き起こしてしまいます。

 上述のように、腹持ちが良く、ダイエットに適したバナナですが、果物ですので果糖を多く含んでいます。1本100キロカロリーくらいありますので、カロリーも高いですので、たくさん食べますと、ダイエットどころか体重が増えてしまいます。
 果糖も取り過ぎますと、ショ糖ほどではないまでも、虫歯の原因にもなります。 熟したバナナを多く食べますと、頭痛を引き起こすともいわれています。
 バナナはカリウムを多く含みますので、食べすぎにより、血液中のカリウム濃度が上昇する高カリウム血症を招くことがあるという話もあります。その結果、筋力の低下や不整脈などに陥るようです。


 「過ぎたるは及ばざるがごとし」といいます。
 よい食品だからといって、バナナを多量に食べることは厳禁のようですね。

(ドアノブ)

 

 

■■健康・環境 バックナンバー】 真剣に取り組もう

 いろいろな記事を投稿しています。併せてご覧下さると幸いです。

【経営コンサルタントの育成と資格付与】

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 詳しくは、サイトでご覧下さい。 
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