■■【お節介焼き情報 健康】 建功寺住職の「ダラダラ回避のためのお薦め休日の過ごし方」
若いうちは、特別に健康に配慮しなくても、健康を維持し続けられてきたように思えます。しかし、近年、若くても成人病に悩んでいる人の比率が高くなってきているともお聞きしています。
齢を重ね、体力も落ち、運動量も減ってくると寝たきり老人に一歩近づいてしまいます。
一方で、経営コンサルタントを目指す若い人や、企業経営者・管理職からは、いろいろな問合せや相談が後を絶ちません。経営コンサルタント歴40年余の経験を求める人がいらっしゃる以上、床に伏しているわけにはいかず、お節介訳精神が湧き上がり、一念発起して、私の健康法の現状を皆様にお伝えし、一人でも多くの方の参考になればと、本シリーズを書き始めました。
ご笑読くださると幸いです。
■ 建功寺住職の「ダラダラ回避のためのお薦め休日の過ごし方」
プレジデント・オンラインで、建功寺住職で作庭家の枡野俊明さんが、ダラダラ過ごす時間をなくすにはどうすればいいかというテーマで投稿されていました。
彼は、「時間は主体的に使い切るものだ。やりたいことをやれないなら予定を入れてしまえばいい。プランさえあればアクティブに行動できる」とおっしゃっています。
まずは、規則正しい生活をすることにより、生活のリズムを崩さないことを指摘しています。生活のリズムが崩れると体調に悪影響を及ぼすことがその理由です。とはいえ、休日の1時間プラスの朝寝坊くらいは許そうというフレキシブルなお考えであることに共感します。
しかし、私は、休日でも定時でおきるようにしています。なぜなら、一度、ルールを破りますと、二度目以降の破りが安易にできるようになってしまうからです。意志強固な方なら、そのような懸念は不要なのでしょう。また、惰眠は、睡眠の質を低下させる原因にもなりかねません。
氏は、「忙しいからこそ休みを取る」ともいっています。自分から有休を取ろうとしないだけで、その気になれば有休を取れるはずです。行動に起こさないだけです。「忙しくて、なかなか休みが取れない」というのは禁句ですね。
旅行やレジャー情報”も”見ますと、観ているだけでリラックスします。行って見たい、家族を連れていってみたい、と、思ったら、メモを執るなど、行動に繋げてしまうことが肝要ではないでしょうか。
好きなことをしていますと、不思議と疲れないものです。氏は、このようなことも言っています。好きなことを仕事にしている人はいくら働いても疲労感に押しつぶされることがないのだというのです。
私は、経営コンサルタントという自分の仕事が好きですが、やはり疲れます。疲れますからこそ、休みを取るべきなのではないでしょうか。子供を連れて公園までいってみる、思い切って家族でどこかに行って見る、大上段に構えず、気軽に行動してみることが重要なのではないでしょうか。
「日本百低山」という番組があります。「山高きが故に尊からず・・・」という名文句で始まります。駅からもそれほど遠くなく、2~3時間程度で登れる低山ですから、その気になればいつでも行かれるのではないでしょうか。
「道草散歩」という番組もあります。街の中をブラブラする時に、何かに注意を向けますと、いろいろと見えてきます。話は変わりますが、牧野富太郎氏が「雑草という草はない」と言ったほど、草にもいろいろあるようです。
道草散歩の先生は、「百均マクロ」というマクロレンズをスマホにアタッチするだけの接写レンズを紹介しています。道に生えている草を百均マクロで観るだけでも、世界が変わって見えるのではないでしょうか。
氏は、好きなことを「広げる」「深める」方法を一つ紹介しています。
趣味の世界を広げる、もしくは深める際のキーワードは「探求心」だと言っています。
そこでの方向性を2つ紹介しています。
1つは、「好きなことの枝葉を広げていくこと」です。
たとえばジグソーパズルが趣味だとして、風景やお城、名画、人物など、いろいろな絵柄に挑むなかで、その背景や歴史などに興味を持ちはじめたらどうでしょうか。次から次へと知りたいことが出てきて、教養を広げる勉強につながっていきます。
他方は、趣味の世界を深掘りすることです。
氏の知り合いのある人は、現役時代から地元の歴史を調べるのが好きで、休日には近隣をあちこち歩き回ったり、図書館で調べ物をしたりしていました。そしてリタイアしたいまは、地元の郷土史のスペシャリストとして、ボランティアガイドを務めています。とても生き生きとした人生を送っているそうです。
いずれのケースも、まさに「趣味は身を助ける」という言葉が当てはまります。枯れることなく、ますます盛んな探求心は、アグレッシブな生き方を支えてくれるもののように思います。
氏の基本的な姿勢は、「平日も休日も同じような時間帯で活動するのがベスト」ということで、休日のごろ寝についても警鐘を鳴らしています。
計画性のない生活をしていますから、ごろ寝をしてしまうという見解から、どのようなものでも良いですから計画を立て、アクティブな日常を送ることが、すべてのやる気に繋がるということなのではないでしょうか。
(ドアノブ)
■■【健康・環境】 真剣に取り組もう
いろいろな記事を投稿しています。併せてご覧下さると幸いです。