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◆【経営士ブログ 経営マガジン】 2月23日 10年着続けられる服をつくる元気な会社 確定申告の注意事項

2020-02-23 07:20:51 | 【経営マガジン】
◆【経営士ブログ 経営マガジン】 2月23日 10年着続けられる服をつくる元気な会社 確定申告の注意事項 A129

 その日に注目すべき出来事は何か、今日は何の日なのかを念頭におきますと、TVや新聞、人との会話などに対してアンテナの感度が良くなります。
 経営コンサルタント歴40年余の経験から、独断と偏見ですが、皆様に情報をお届けしています。
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  【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 事例紹介

■ 10年着続けられる服で、着る人も作る人も豊かに A129

 着心地や品質の良い服を長く着続けたいという顧客に日本の工場で作られたシンプルなシャツやパーカーを自社ECサイトやポップアップ・ストアで直販している会社が10YC(東京都墨田区)だ。創業メンバーは大手アパレルを退社して起業した下田将太社長と、プロダクト担当、アシスタントの3人で全員28歳。製造委託先の工場と直接取引し、従来の中間マージンを省いて原価を上代(定価)の50%近くに設定。工場に適切な工賃を払って利益を還元することでエシカルかつ持続可能なものづくりを目指している。

 大手アパレル会社に新卒入社し生産管理を担当していた下田氏は、友人から「買ったばかりのTシャツを洗ったら1回でよれよれになった。お前の業界って、どんな仕事しているの」と問われ、安価な商品を大量生産し、売れ残ると破棄しているアパレル業界の現状に気づいた。自分は気に入ったものをずっと着続けていたい。耐久性があって着心地が良く、ほつれたら繕い、色褪せたら染め直して何年も着られる服なら頻繁に買い替える必要はない。10年着続けられる服を自分たちで作ってみようと思った。社名の10YC(10 Years Clothing)はこれが由来だ。

 2017年8月に退社し、紡績、縫製、染色など全国の工場を見て回りつつ、クラウドファンディングで資金を集め、墨田区の創業支援融資も受け、同年9月に創業。製品はTシャツやパーカーなどユニセックスで主力商品のサイズはSからXL。イメージをパターンナーに伝え、生地を選び、丁寧な縫製を施し、襟の内側にブランドタグを付けないなど、着心地と耐久性にこだわった。当初は知名度が低く販売は伸び悩んだが、17年11月に自社ECサイトを開設。買ってくれた人がインスタグラムに上げてくれたり、メディアの取材が入ったりして、徐々に顧客数が増えた。

 ユーザーはのべ数千人。顧客は30代が多い。「いくら品質が良くてもパーカー1枚に3万円だと受け入れてもらえない。1万6800円とお客が背伸びをすれば手が届く範囲に値段を設定するのが難しい」と下田氏。18年から全国各地でポップアップ・ストアも始めた。

 実店舗がないため家賃や人件費がかからず、その分、原価率を上げられるから粗利益率(売り上げ総利益)を全体の40~50%に設定して工賃を工場に還元している。「10YCは作り手とユーザーをつなぐ中間業者。ユーザーが根付いて10YCとの取引で工場の従業員さんの給料が上がり、新卒採用もできるようになれば10YCも一緒に伸びていける。企業ってそういうことなんじゃないかな」と下田氏。無理をせず少しずつユーザーを増やしていければいい。これからも着る人が幸せになり、作り手も豊かになれる服を作り続けるつもりだ。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

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 この一週間の【今日は何の日】を先読み
 
 税理士記念日 2/23

 1942(昭和17)年2月23日に、「税理士法」の前身である「税務代理士法」が制定されました。これを受けて日本税理士会連合会が「税理士記念日」を1969(昭和44)年に制定したのです。
 税理士記念日制定の目的は・・・・・<続き

■ 特許ライセンスの新制度 2/24

 特許庁は、特許のライセンスを受けた事業を保護する新制度の創設について、2011年に、国会で特許法改正を目指すと発表しました。同時に特許審査手数料の引き下げや、中小・ベンチャー企業に対する減免制度の拡充もすすめる方向です。

 フォントという言葉は、パソコン利用者にはおなじみですが・・・・・<続き
■ 夕刊紙の日 2/25

 日本では、「新聞は配達されるもの」と思い込まれていますが、逆に新聞の配達が日本ほど発達している国も少ないのではないでしょうか。ましてや、朝刊と夕刊の配達となると日本だけではないかと思います。
 1969(昭和44)年2月25日に。・・・・・<続き
■ 咸臨丸の日 2/26

 1860(万延元)年1月13日(18日・19日説あり)、勝海舟や福澤諭吉らを乗せた軍艦「咸臨丸」が、江戸幕府の遣米使節として品川沖を出航しました。
 全長163フィートの木造で3本のマストを持つ蒸気機関を備えた船です。1857年(安政4)江戸幕府が・・・・・<続き
■ 冬の恋人の日 2/27

 「きづ(2)な(7)」の語呂合せでもあり、2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーのちょうど中間の日に当たる2月27日を「冬の恋人の日」と言います。
 恋人同士の絆を深めることを考える日だそうです。
 日本人は・・・・・<続き

■ ビスケットの日 2/28

 ビスケットの歴史は、江戸時代に遡ります。1855(安政2)年2月28日に、水戸藩の柴田方庵が萩信之助に、「パン・ビスコイト製法書」を贈った史実を記念し、「ビスケットの日」を全国ビスケット協会が1980(昭和55)年に制定し、翌年から実施されました。
 柴田方庵はパンの・・・・・<続き
 
 
 

■ 税理士資格を持っていても税理士法違反になる?!

 税理士法に基づいて、確定申告をしてくれるのが税理士の先生です。

 確定申告の時期ですが、ちょっとした注意が必要です。

 税理士法は、1942(昭和17)年に制定されました。

 税理士法の前身は、「税務代理士法」といいますように、税務に関する職業独占を持つ国家資格です。

 確定申告書や決算書類を税理士以外が作成すると税理士法違反となります。

 ただし、税理士の資格を持っていても、日本税理士会連合会に備える税理士名簿に、登録されていませんと、この業務を行えません。

 すなわち登録税理士さんであるかどうかは、税理士会連合会から発行される顔写真つきの登録者証「税理士証票」を持っているかどうかによります。

 新たに税理士の先生に仕事を依頼するときには、必ず確認しましょう。

 
 
 
◆ 経営コンサルタントが提供するセミナー 
 

 詳細は、こちらの当協会ホームページをご確認願います。

 http://www.jmca.or.jp/seminar/indexseminar.htm

 

■ 特別公開セミナー 出版記念講演「あたたかい管理のための管理会計の教科書」

 日本経営士協会会員向けの講習会ですが、今回は特別に公開セミナーとなっています。

 

日本経営士協会 基礎8科目講習会 営業管理 初級 Ⅰ・Ⅱ 講習会

【講師】 今井 信行 氏  日本経営士協会 経営士

     https://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0017.htm

 

講演主旨

  経営環境の高度化・多様化・複雑化に”光速”変化が加わり、昨日の経営手法が直ぐに陳腐化し ます。一方で、経営士としては、専門分野だけではなく、裾野の広い知識やコンサルティング技術 の習得は不可欠です。日本経営士協会では、その趣旨に沿って基礎八科目の中でも基本4科目の受 講が、原則として会員に求められています。(専門分野受講免除制度あり)

  多くの会員が苦手としています営業部門のコンサルティングですが、その基礎知識を修得してい ますと、自分の専門分野のコンサルティングに幅を持たせることができるようになるでしょう。営 業・マーケティング講習会は三部構成になっていますが、その中でも最も日本経営士協会の伝統が 色濃い「営業管理講習会初級」を、大先輩達の意思やノウハウを引き継いでいる今井会長が、わか りやすい語り口で紹介してくれます。

  営業部門とは縁の遠いとお考えの会員でも、なにを学ぶべきか、どの様に学ぶべきかを知ること ができるでしょう。その結果、営業部門のコンサルティングにも、先輩会員と共に共業・共用・共 育してみようという気持ちが起こってくるかもしれません。

  ベテラン会員の口から、日本経営士協会の伝統的なノウハウを直接聴く機会は、それほど多くはありませ ん。万障をお繰り合わせの上、参加し、「機会損失」をしないようにして下さい。

開催

 初級Ⅱ-2 令和2年03月14日(土)13:00~15:30

 受講料 会員 3,000円   ビジター様 6,000円

申込・詳細

  詳しくは、 こちら のページでご紹介しています。
 
 
 
 
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