【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】8 市内散策3 鍋倉公園・南部神社
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
↑ クリック
■■ 岩手県遠野市
遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。
東京からは、4時間ほどでたどり着けます。おもっていた以上に近いところにあります。
■ 遠野ふるさと村 昔ながらの山里を再現
遠野を訪れたら、ぜひ、訪れて欲しいのが「遠野ふるさと村」です。
ここは、標高1917メートルの早池峰山の山麓に広がる、遠野の里山から水田のある地域に、昔ながらの山里の風景を、再現した施設です。
■ アクセス
街の中心地からは、12キロも離れたところにありますし、バスの本数も少ないですので、交通手段と時間は、事前に充分に検討しておく必要があります。
バスも駐車できる、大きな駐車場がありますので、レンタカーでも心配ありません。
■■ 民話の里「遠野」 市内散策 ■■
8 市内散策3 鍋倉公園・南部神社
遠野は、中心市街地を流れる来内川とJR釜石線に挟まれています。
橋を渡った高台に、戦国時代に、阿曽沼氏が横田城として築きました。その跡地の全域が、こんにち、公園として整備されています。
■ 市内散策 鍋倉公園と南部神社
橋の手前からは、緑豊かな丘陵が見えます。
橋を渡りますと、なまこ壁を背にした石碑が見えます。東北民謡の父と呼ばれる、民謡研究家である、武田忠一郎をたたえる碑です。
武田は、NHKに入局後、東北民謡を三千余曲も楽譜とし、「東北民謡集」「東北のわらべ唄」にまとめました。
左に市立博物館を見ながら直進しますと、
南部神社の鳥居が見えます。
この辺り一帯を鍋倉公園といいますし、
ここも「新奥の細道」の一部として散策されます。
この公園は、鍋倉城の跡であり、
明治初年から今日まで市民の憩いの場として親しまれてきました。
現在は、鍋倉城址のほぼ全域14ヘクタールを
都市公園に整備し、多くの人に利用されています。
南部神社は、ここ遠野市の、鍋倉公園の入り口にある神社です。
明治9年、明治天皇が東北地方を巡幸した際に、遠野南部家について、その功績も含めてお聞きになり、さらに遠野南部家の書物や宝物をご覧になりました。これが、契機となり、地元の有志が発起し、明治14年に神社の創立を計画し、翌年に遠野南部家4代から8代までを祀る「鍋倉神社」を創立しました。
明治19年に社殿を建立され、名称も、「南部神社」と名を改められました。昭和34年には遠野南部家初代から3代までも合祀し、その結果、初代から8代を、すべて祀る神社となったのです。
公式ホームページ→https://tono-nanbu.jimdofree.com/
七福神像
拝殿・本殿のあるところから、一段下がったところが
駐車場となっています。
その南側に南部七福神が配されています。
本殿手前の石像
本殿にあがる手前に、石段があり、
その右にカエルとカッパの像がありました。
かわいいので、思わずカシャリとシャッターを切りました。
カッパの持つ葉っぱの上にも、カエルがいました。
駐車場から見た本殿
階段を登って本殿の前に出ますと、
左右に、阿吽の狛犬が、迎えてくれました。
明治19年に社殿が建立されたとありますが、
神仏混交の前に寺院として建てられたモノを、
神社の社殿にしたような本殿の造りです。
梁の上の彫刻も、仏教寺院風です。
お詣りを済ませて社殿の中を除きますと、
獅子頭が、ご神体の前に置かれていました。
本殿隣には、お稲荷さんの赤い鳥居と祠がありました。
横を見ますと、遠野市街地の中心を見渡せました。
【 注 】
とおの昔話村の映像シリーズには、たくさんの写真が紹介されていますので、是非、下記のURLよりお楽しみください。
|
|||
日本全国、カシャリとした写真や動画をお楽しみ下さい。 |
遠野をナレーション付き映像で体感
【 注 】 ユーチューブだけではなく、ブログ・サイトでも紹介しています。
http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
民話の郷「遠野」市内散策
遠野蔵の道・城下町資料館 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a30c60051953339544af4470244eae01 |
とおの物語の館 遠野民話や物語と柳田国男 1 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/df28a18c0c74976a1db205562c465f29 |
とおの物語の館 遠野民話や物語と柳田国男 2 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/76c856a0243de0733ad0639f9d2b429e |
とおの物語の館 遠野民話や物語と柳田国男 3 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/425bf3d83cc4ac8e9ad356911c75d4c7 |
遠野市内を見下ろす鍋倉公園 城跡と神社 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/8c33a703b149f865d2046346a2887b65 |
遠野市立博物館で歴史と文化を学ぶ | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/75e73088e95f522a58149d19bc9d0df5 |
民話の里「遠野」1 | 民話の里・遠野を知る | 6分 | |
カッパや座敷童(わらし)などで知られる遠野は、柳田国男の遠野物語が処々で現れてきます | |||
民話の里「遠野」21 | 水光園古民家村概要 | 6分 | |
豊かな水を、ふんだんに用いた庭園は、滝もあり遠野を俯瞰的に見るための第一歩です。 | |||
民話の里「遠野」22 | 水光園遠野池・カッパ | 7分 | |
遠野池の夢見堂にまつわる女神伝説と、ここに棲むカッパの家族をご紹介 | |||
民話の里「遠野」23 | 水光園古民家を巡る | 9.5分 | |
代表的な藁葺き屋根「曲り家」や、曲り家に付帯する水車小屋や納戸と遠野を体験する建物の紹介 | |||
民話の里「遠野」3 | 福泉寺木彫り観音日本一 | 16分 | |
真言宗法門山福泉寺は、岩手県の代表的な寺院、五重塔・多宝塔や日本一の木彫りの大観音で知られる | |||
民話の里「遠野」41 | ふるさと村1 山里と農村生活 | 12分 | |
遠野の里山を体感し、農村風景を代表する曲り家と、馬を大切にする人々を知る | |||
民話の里「遠野」42 | ふるさと村2 山里と農村生活 | 12.5分 | |
遠野の里山を体感し、農村風景を代表する曲り家と、馬を大切にする人々を知る | |||
民話の里「遠野」51 | カッパが棲む常堅寺裏の淵 | 7分 | |
常堅寺の裏手のカッパ淵では、キュウリでカッパを釣ることができるそうです | |||
民話の里「遠野」52 | 伝承園 遠野を手際よく体感 | 13.5分 | |
民話の里「遠野」を、短時間で体感 曲り家や水車小屋、おしら様や座敷わらし、農村生活を垣間見る | |||
民話の里「遠野」6 | 遠野城下町資料館で歴史を | 6分 | |
戦国時代から続く遠野南部家の装束や武具が展示され、小藩とは思えない豊かさを感じさせてくれます | |||
民話の里「遠野」7 | とおの物語の館 | 11分 | |
遠野の古民家と、昔話や遠野物語の世界を視覚、聴覚、触覚で感じ取る 柳田国男と功績を知る | |||
民話の里「遠野」8 | 市内を見下ろす鍋倉公園 | 5分 | |
南部藩の城址が遠野市民だけではなく観光客の憩いの場として整備され、南部神社が拠点となっています | |||
民話の里「遠野」9 | 博物館で歴史と文化を学ぶ | 7.5分 | |
「遠野物語の世界」・「遠野の自然とくらし」・「遠野の民俗学」を「山」「里」「町」、3つの暮らし分類で見る |