けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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久しぶりに蜀椒(四川山椒)入りの麻婆豆腐をつくりました。

2020-08-11 22:02:04 | 料理をつくる

おいしくできました。


とても簡単です。今回も本場の四川料理っぽく四川胡椒(蜀椒)を入れました。
この麻婆豆腐を食べていて、この蜀椒を嚙み潰した時に、口の中でパーンとはじけるようなスパイシー風味が広がって嬉しくなります。


これが蜀椒です。


アジア系マーケットで花椒と書いて売られていました。

蜀椒は川花椒や川椒とも呼ばれる立派な漢方薬です。
クスリとして使う場合は、脾胃虚寒といって、おなかが冷えていて、腹痛や嘔吐、下痢などの症状に使います。漢方薬は単品で使うことは少なく、Formuraとか方剤と言って、いくつかの漢方薬を混ぜ合わせ、合わせの妙を用いて使います。
胃炎、腸炎、胃下垂などに使う大建中湯(だいけんちゅうとう)や狭心症、胃十二指腸潰瘍、肋間神経痛につかう当帰湯(とうきとう)などに配合されています。
ちなみに一字違いの当帰散(とうきさん)には蜀椒は使われていません。これは養血安胎といって、妊婦さんの妊娠保全役として使われます。

参考動画です。蜀椒は甜面醤と豆板醤を炒めるときに投下しました。噛んだ時のパキッという破裂感を楽しみたい場合は、豆腐を投下してぐつぐつ煮込むあたりに入れるとよいでしょう。



新型コロナウィルスでは死にません。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。

漢方アメリカOnline
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コメント
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