以前日本の東洋医学校では「塵肺」という病気の病理を習いました。これはジンバイと読みます。
炭鉱で働いている方などが、長年汚れた空気を吸い込むことによって起きる病気です。
これはこれでよいのですが、「塵灰をジンカイ」と読むとは知りませんでした。不覚不覚、奇恥大辱であります。。
ググってみると、塵灰(ジンカイ)はチリと灰、ものが日に焼けてできる灰。
同じ発音では、塵芥(ジンカイ)はチリとゴミ、あくた。と出ています。
川崎ゼンソクなどの昭和の公害病世代の私の耳には、たしか、「今日は空気中にジンバイ(塵灰?)が漂っている、光化学スモッグ注意報が出ている。だから校庭で遊ぶな」と言われたと記憶しておりました。
昨日のブログでも載せているのですが、塵灰とか灰塵というのをジンバイ、ハイジンと発音してきたのです。。
最近自分の日本語の誤りに気付かされることが多く、しょんぼりしていました。。。
しょんぼり、、、
でも! 昨日まではしょんぼりとしていたのですが、本日何人かの患者さんに聞いたら、みんな「え?ジンバイでしょ?ジンカイなんて読み方は知りませんよ。。」という人ばかりなのです。
そうですよねえ。。もし私が「今日も空気中にジンカイがたくさん漂っていますねえ。」と言ったら、「そりゃあジンバイですよ?」とご指摘を受けそうな気がします。。
これって、どうなんでしょう? もやもやもやもや。。。
新型コロナウィルスでは死にません。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
漢方アメリカOnline
http://www.kanpouamerica.com/