
変なキノコが庭の端っこに生えていました。昨日まではなかったのに。。。

真っ黒で怪しい色です。お菊人形の髪の毛をまとめたみたいで不気味です。。。
このキノコ、、翌日の朝には溶けるように消えていました。根っこのようなものは少しだけ残っていますが、本体はむしり取られたのではなく、ふしょふしょ、、と消えた感じでした。
そういえば、25年ほど前、当時のビルマとタイに住んでいた頃、ビルマの自宅の倉庫でキノコを栽培していたことを思い出しました。
薬用キノコの霊芝とオイスターマッシュルーム(和名はタモギダケ)をおがくずを入れたビニールバックに、隣国タイの農業大学(カセサート大学)からいただいた菌糸を植え付けて育てていました。霊芝は患者さんに配ってあげて、タモギダケは、近所のお寺に寄付をしていました。
キノコを栽培していると、時として怪しいキノコが混ざって生えてくることがありました。毒性の強いものや、幻覚作用のあるものも生えてきたのですが、さすがに試食はしませんでした。あるぶっ飛びキノコは、早朝の暗いうちに生えてきて、明るくなると溶けて消えてしまうのもありました。今思えば食べてみればよかったかもしれないですね。ゴールデントライアングルのある麻薬のミャンマーならではのキノコかもしれません。
あるとき、タモギダケがあまりにも豊作なので、栽培セットごと大量にヤンゴン市内にある尼寺に寄付をしたことがありました。それからもじゃんじゃん生えてきて、ご住職に大変感謝をされて、毎回何かの行事の際は、このお寺に呼ばれて、食べきれないほどのキノコ入りの精進料理をいただきました。さすがにキノコはもういいという感じでした。。
このお寺は、シンガポールと香港にタイガーバームガーデンを建てた、萬金油の開発者、胡文虎氏の寄付によって建立された中華系のお寺で藏經樓瑞達宮と呼ばれていました。
胡文虎氏の情報はこれです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%A1%E6%96%87%E8%99%8E
なんと、検索をしてみたら、あの時のご住職の尼さんがご健在でした。何よりです。
新型コロナウィルスでは死にません。
マスクが体を壊します。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
漢方アメリカOnline
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