日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

目標とする議員活動

2005年09月02日 | インポート
合併によって隣の自治体となった、諫早市の市議会議員であり、高校の大先輩でもあるHさんの所を訪ねた。

知人の所へ、私の議員活動報告を届けに行った時に、是非とも会って、アドバイスを受けておいた方が良いということで、紹介をしてもらっていた。

Hさんの事は、諫早市内に住んでいる同級生からも良く聞いていたので、面識は無かったが、お名前と、自分たちの出身高校の先輩である事は以前より知っていた。

お会いして、色々とお話をさせていただき、的確なアドバイスをしてもらうことができた。

Hさんは、過去の6年間の議員活動の中で、市民の方々からの600件以上におよぶ種々の相談を受けて、その処理にいたる詳細な記録を残されている。

また、合併後の諫早市議会における、ご自身の一般質問と答弁の全文(議事録と同じ内容)を印刷したものを作成して、後援会員の皆様へ郵送されたということだった。

諫早市の議会便りでは、議員一人当りの一般質問の紹介スペースは、わずか半ページ分に要約されてしまっていて、質問と答弁の詳細を伝えるには無理があると私は思う。

本来ならば、現島原市が行っているように、ホームページ上での議事録の全文公開を進めることが、どこの自治体においても実行されるべきであろうと私は常々考えていた。

そのような考えから、平成15年6月議会定例会以降の私自身の一般質問とその答弁内容の全文は、自分の議員活動のホームページ上で公開している。

考え方の根底に、共通するものがあり、ご自身の一般質問とその答弁の全文を、印刷物にして後援会員に郵送すると言う事を実行された、私の理想とする議会議員に初めて出会えた。
その様なことをしたいと思っていると言う議員は大勢知っているが、実行されている人は、私の周りでは皆無である。

公費である議員報酬の中から、本来の議員活動としての情報発信のために、相当な金額を使われている、私の手本とすべき地方議員氏にお会いできて、貴重なアドバイスをしてもらえた。
私にとっては、大切な記念日となった。

豊田かずき