日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

スイカ再収穫の実験

2005年09月20日 | インポート
スイカの苗を買ってきて、20歳になった息子が育てていたものに大玉のスイカが生ったので、盆前に収穫して食べた。

もう一度スイカを収穫することができるのかという実験を始めた息子が、その種を土に埋めていたら、発芽していた。

植物の生長には、積算温度というのが大きな要素だということで、温度管理に主眼を置いて、実験対策を立てたようだ。

ビニールで囲って、温度管理をする事にしたということで、そのビニールをかぶせる為の骨組みの素材を何にするかを悩んでいた。

2mぐらいに切断した、孟宗竹があったので、それを割って細長い竹の骨にして使う事にした。

鉈を使って、孟宗竹を細く割る事から始めたが、鉈を使う事がほとんど無かった息子は、手元がぎこちない。
そこで父ちゃんの登場となる。
家では、私の事は父ちゃん、妻の事は母ちゃんと呼ばせるようにしている。

私が鉈の使い方の手本を示す。
次に息子が自分でやってみるが、使い慣れていないので、力の加え方が分からないようだ。

試行錯誤をしながらも、何とか骨組み用の竹を加工して、土に差込、その骨組みにビニールをかぶせて、2本のスイカの苗をそれぞれに囲ったのが9月1日だった。

台風14号の時にも、2つのビニールトンネルは飛ばされる事も無く、2本のスイカの苗は順調に育っていたが、そのうちの1本は、原因は分からないが、10日ほど前に枯れてしまった。

残った1本は今でも順調に育ち、花が開いている。

息子が、朝晩にビニールトンネルを開け閉めして温度管理をしているが、果たして実験は成功するのかどうか、興味を持って見ている。


豊田かずき