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日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

町長の辞職否決

2005年09月11日 | インポート
今朝の毎日新聞の長崎県版の見出しのひとつだ。
長崎県南高来郡深江町議会での出来事を報じていた。

以下にその記事を転記する。

 深江町の臨時議会は9日、横田幸信町長の辞職を賛成少数で否決した。しかし、地方自治法では議会の同意の有無にかかわらず20日後に退職できるため、横田町長は今月下旬に失職する見通し。
 横田町長は6日「(来年2月にも予定される)県議補選出馬のため辞職する」と表明した。議会から「選挙という個人的な事情で公職を放棄するのは無責任」「(来年3月に控えた)合併に影響する」などの反対が続出。採決に先立って議員3人が退席。辞職に賛成した議員は一人もいなかった。

以上が記事の全文。

辞職に賛成した議員は一人もいなかったという事は、当然の事として納得し理解できるが、採決に先立って議員3人が退席ということは、どういう意味の意思表示なのだろうかと思ってしまう。

意思表示をするまでも無い案件であると考えられたのか、あるいは意思表示をすると、自身にとって何か都合が悪い事でもあると考えられたのだろうか。

議員に与えられている最も重要な権限のひとつである、議決権の行使を放棄する心境が理解できない。

横田町長の辞意表明は、深江町民にしてみれば、無責任な行動であると言われても仕方が無いようなことのはずだが、その事に対して町議会議員としての意思表示をしないという事は、如何なものだろうか。

町民の意思を、議会に正しく反映していると言えるのだろうか。
反映しているからこそ退席されたのだという事も考えられるが。
親町長派の人達にとっては、反対しては欲しくなかった案件であろうから。


豊田かずき


投票

2005年09月11日 | インポート
妻と息子と共に、国民の一人としての選挙権を行使した。
20歳の息子にとっては、生まれて初めての投票だった。

生まれて初めての投票をした息子にとっては、天候と投票率の関係が気になるようだった。

学校の運動会のシーズンでもあり、晴れ模様の天候だったので、その応援に行くような人達が、選挙に対してどのような行動を取るのだろうかとか、行楽に出掛けた人達は、選挙に対してどのような行動を取るのだろうかとか、彼なりにいろいろなパターンの推測をしていた。

また、選挙公報のチラシを見て、長崎県内の選挙区のうち、自分が投票する長崎2区の範囲の区域の広さを知り、その広さのために選挙カーが廻ってくる回数が少なかったのかと納得していた。

自分に与えられた権利を、息子がきちんと行使してくれた事が、親としてはうれしい。

一人一人の権利の行使の積み重ねが、国の進むべき方向性を決める力になることは間違いない。


豊田かずき