日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

台風14号の記録

2005年09月06日 | インポート
台風14号は、私の住んでいる長崎県南高来郡愛野町では、9月5日から強風域に入り、明日の9月7日の未明までは強風域を抜けないという。

今日の午後2時ごろ、隣の自治体である諫早市に上陸したという事だが、昼前頃の風が、このあたりでは一番強かったようだ。

台風が直撃しそうな時には、十数年前に購入した気圧計で、気圧の変化を記録する事にしている。

以下は、平成17年9月6日の台風14号接近時の我が家での記録。

午前 7時43分 985hp  25.0℃(室内温度)
午前 8時11分 984hp   25.3℃(室内温度)
午前 9時54分 980hp  25.2℃(室内温度)
午前10時18分 978hp  25.3℃(室内温度)
午前10時51分 977hp  25.4℃(室内温度)
午前11時58分 973hp   25.5℃(室内温度)
午後 1時30分 970hp  25.6℃(室内温度)
午後 1時40分 969hp   25.7℃(室内温度)
午後 2時30分 968hp   25.8℃(室内温度)
午後 2時44分 968hp   25.8℃(室内温度)
午後 6時20分 980hp  26.0℃(室内温度)
午後 7時53分 988hp   26.2℃(室内温度)

以上が我が家での記録。

テレビの台風情報によれば、午後2時ごろに隣の自治体である諫早市に上陸したとの事。
我が家での気圧変化の記録と符合する。

宮崎県や鹿児島県では大きな被害が出ているようだが、幸いにも我が家の近辺では被害らしい被害は出ていないようだ。

千鳥川の水位が、かなり上がったことぐらいだが、諫早湾干拓の潮受け堤防のおかげで、「かなり上がったぐらい」という表現で済んだ。
潮汐による潮の遡上と重なっていたならば、千鳥川の水は確実に溢れ出して、水害を引き起こしていたであろうと推定されるような水位の上昇だった。

潮受け堤防による防災効果に対して、ありがたいことだと思っている。

豊田かずき


勤勉な郵便局員

2005年09月06日 | インポート
台風の通過を待つ時には、東向きの、風が余り当たらない玄関先に椅子を持ち出して、座って外の様子を観察することにしている。

部屋の中にいると、建物に当る強風の音が増幅されて聞こえるように感じる。
同じ強さの風でも、外で聞く風の音は、あまり大きくは感じないので、台風の時には、玄関先で外の様子をなるべく眺めるようにしている。
その方が私は落ち着く。

午前10時頃も、玄関先で椅子に座って、台風14号の強風にあおられている庭木の様子を眺めていたら、雨合羽を着て赤いバイクに乗った郵便配達の人が目の前に現れた。

台風による強風の最中だったので、びっくりした。

台風の時には郵便配達はしないものと勝手に思っていたので、意外に思えた。
若い郵便配達員は、感じのいい笑顔で挨拶をして、封書を2通私に手渡してくれた。

公務員の中でも、郵便局の人達は、特に勤勉だと以前から思っていたが、今日またその思いを確認する事ができた。

私は、郵便局員には公務員のままでいて欲しいと思っている。

身内や親戚に郵便局員がいるわけではないが、長年に亘り蓄積された、公務員としての郵便局員に対する全幅の信頼感が私にはある。

そのような郵便局員を、民間企業の一員にしてしまうような郵政民営化には、私は反対の考えだ。
公務員でなければ、職務を正常に遂行できないような職種もあるという認識を、私たちは持つべきではなかろうか。

道路公団の民営化によって、果たして本当に過去の利権構造が払拭されて、改革されたと言えるのだろうか。

私は、改革などなされてはいないという見方をしている。

豊田かずき