猫とのあいさつ

早朝の4時半頃には目が覚めるので、まず外に出て外の空気を吸うようにしています。

早朝の外の空気は、空間の静寂と相俟って、昼間のそれと違い、ひんやりとしていてすがすがしく感じます。

玄関の戸を開けて外に出ると、たいていの場合に近くにいた猫が寄って来ます。

「おはよう」と声をかけると、「みゃーん」と答えてくれます。
猫からでも、あいさつが返ってくると嬉しいものです。

小屋の中で食べ物を朝晩に与えて、息子が世話をしている4匹の猫がおります。
その中のリーダー格の雄猫は最近不在がちですが、他の３匹は常に家の周り付近を行動の範囲としているらしくて、食事を与える時間帯に息子や家族が玄関の戸を開けると、尻尾を真っ直ぐに立てて、みゃーんと鳴きながら集まってきます。

平穏な日常において繰り返されるひとつの情景ですが、今ある平和な時間の流れの中で生きていられる事を感謝したいと思います。

豊田かずき