日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

神棚の榊

2005年10月22日 | インポート
後援会事務所の神棚の榊を交換しました。

10月1日に、「豊田かずき後援会」の事務所開きの神事の際に買い求めて、毎朝その花柴立の水を交換しておりますが、その榊の一部に疲れが見えましたので、新しいものに替えました。

毎朝、神棚にお供えしている水と花柴立ての水を交換してからお参りをすると、心が落ち着きます。

家の宗教は祖先から浄土真宗なので仏壇があり、その同じ家の中に神棚もあるような特殊な地域性の中で育ちましたので、仏様と神様を同時に祀る事に対して何の違和感もありません。

仏様には、朝晩の食事の前には必ずお参りすることが子どもの頃からの習慣になっております。

とりたてて宗教に対して深く考えた事も無く、そうする事が当たり前のこととして認識しております。

ですから、小泉首相の靖国神社参拝も、以前は理解していたつもりでしたが、今回の様に選挙に対する影響をにらみながらの参拝であれば、そこに祀られている人達も嬉しくは無いのではないでしょうか。

A級戦犯といわれている人達も、私たちの祖先である事に変わりはなく、敗戦国になったがゆえにそのような呼ばれ方をして処刑された方々であり、もし戦勝国であったならばどのような立場になっておられたのでしょうか。

死者の霊に対して、手を合わせる事もしないような人間の集団になる社会を私は望みませんが、政治的な宣伝効果をもくろんでお参りするような事であるならば、論外です。

一党独裁の体制が、戦前の日本国の再現につながらないように注視しておかなければ、この平穏な日常が壊れていく事にもつながりかねないと私は思っております。


豊田かずき