日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

キシラデコル

2005年10月16日 | インポート
木材に塗布する樹脂製液体の商品名です。
1.6リットル入り缶で4700円する、私にとってはかなり高価な品物です。

車庫代わりに利用できるように、小屋の軒先から木材の骨組みを延長して、その上に厚手のブルーシートを張る事を計画して、13日に大工さんに設置作業をしてもらいました。

台風のシーズンにはブルーシートを外して、木材の骨組みだけが風雨にさらされる事になるので、その骨組み木材のひび割れ防止と撥水効果による防腐のために、キシラデコルという液体を塗布すれば良いと、大工さんから聞いておりました。

ブルーシートを張る広さは、7m×4mの範囲で、その区画を3本の柱とそれを繋ぐ梁と、梁の上に乗せる12本の桁、および柱と梁を固定して強度を安定させるための筋交いが4本で構成されている、木材の骨組みです。

キシラデコルは、2度塗りをすると効果があがるという事を大工さんから聞いておりましたので、その様にする事にしました。

14日が雨だったので、木材が乾くのを待って、本日その塗布作業を実施しました。
1缶目で木材の全部に塗布する事はできませんでしたので、仕方が無く2缶目を買いに走りました。
2度塗りが終えた時点で、2缶目の液体が少し残っていた程度でした。

1回目の塗布では、木材の微細な表層部の隙間にその液体が浸透し、2回目の塗布で、浸透した液体の表面を繋いで覆うような役目のようでした。

そのために1回目の塗布の方が、多くの量を使ったという結果だったようです。

これで、その骨組みが雨で濡れても簡単には腐らないようになったものと思います。

ブルーシートを張れば、雨降りの日でも、その下で雨に濡れる事も無く、色々な事に対処出来る環境が整いました。

童心に返って、ままごとでもしてみたい心境です。


豊田かずき