那須の土地の買取疑惑２

昨年4月に那須の土地を買いたいという、詐欺ではないかという話を書きました。

この那須の土地はほんの100坪程度で、別荘にするには狭すぎ何のために買ったのかわかりませんが、たぶんバブルの時期はしばらくして売ればそれなりに儲かるといった投資目的だったのかもしれません。それを相続しても固定資産税は年数千円ですので、このまま放置するつもりでいました。

その後何回か土地を買いたいとか、整備してはどうかといった電話がかかって来ましたが、いずれもかなり怪しい話ばかりで断ってきました。そのうちの1件が昨年ブログで紹介したものです。

本当に詐欺かどうかは被害に遭っていませんので、よく分からないのですが、怪しい点の代表が買い取り金額です。かなり前に知り合いの不動産業者から、全国の土地相場を知るサイトとして土地ドットコムというところを教えてもらいました。

ここは全国の非常に細かい土地の取り引き相場が掲載されており、私の持っている地域は、10年以上前には坪7,8万していたのですが、その後値下がりし1,2万になっていました。それを怪しいところは800万から1000万で買うというのです。あまりにも高い買取価格は気を付けることにしていたわけです。

さて昨年12月末にまた那須の土地を買いたいという電話がかかって来ました。その買取価格は正式に出していないが300万台ということでした。売る意思があるならば、ぜひ話を聞いてほしいということでしたので了承しました。

久しぶりに土地ドットコムで調べたところ、2017年には1件の取引がありその価格は坪3.6万ということで、妥当な値段かもしれません。次の週に駅ビル内のマクドナルドでＭさんという人からはなしを聞きました。

Ｍさんの会社は、私の所有しているところを含め6件の所有者から買い取り、まとめて1000坪近い土地として企業に売却するという計画を持っているということでした。あまり話が旨い方ではない感じでしたが、それなりに信頼できそうな人でした。

しいて上げれば、現在雑木林のようになっている土地を、まとめて整備するがその代金は請求しないというところかもしれません。次の日確認の電話がかかって来ましたので、売却することを承諾しました。

年が明けてしばらくして話を進めるため、もう一度駅前のマックで合ったところ、今度はＭさんとＡさんの二人が現れました。今度は若いＡさんが中心に話が進みました。ここまででかなり長くなってしまいましたので、もう少し続きます。