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錦織 ツアー復帰戦は準決勝敗退

2018-02-19 10:42:32 | テニス
テニスの錦織は下部大会での復帰戦は優勝しましたが、下位の選手相手でしたので本当の復帰戦は今大会の結果次第ということになります。

今週はオリンピック観戦もあり、テレビの前が多かったのですが、錦織の試合は午前9時ぐらいになりましたので、何とか重複せず応援できました。

錦織が出場したのは、今年から開催されたニューヨークオープン(ATP-250)で、室内のハードコートと錦織に向いているようでした。この大会はいわゆるトップ選手は出ていないものの、錦織(27位で第5シードでした)より上位選手は多いですが、復活してトップテンに入るためには優勝してほしい大会でした。

ATP-250ですので、残念ながらどこもテレビ中継はなく、PC動画をテレビにつなぐしかありませんでしたが、やや鮮明度は落ちるものの、問題なく観戦できました。1回戦、2回戦は100位以下の名前も聞いたことのない選手でしたので、ほぼ問題なくストレートで勝ちあがりました。

しかしどうも錦織はエンジンがかかるのが遅いという、以前からの悪い癖は治っていないようで、最初リードされてしまうという展開でした。準々決勝は91位のアルボットという選手でしたが、第3シードのイスナーを破っているということで、どんな選手か注目でした。

1セットはやはり錦織の悪い癖が出て、後半追い上げたのですが4-6で落としてしまいました。それでも2セットからは錦織らしさが出てきて、ショットも安定し6-3、6-1で取り逆転勝利でした。

昨日の準決勝は第1シード、11位のアンダーソンとの戦いになりました。錦織はこういった2メートルを超える長身のビッグサーバーをやや苦手としていますし、復帰後初の上位選手となります。

やはり1セットはまるで良いところがなく、リターンはできないしサービスゲームもミスで取られるという悪い展開で1-6で落としてしまいました。この出だしが悪いというところを何とかしないと、今後も難しそうな気がします。

2セットになりやっとリターンのタイミングも良くなり、サーブのキープもできるようになりましたので、うまく相手のミスにつけ込み6-3で取ることができました。

これならばと期待したのですが、3セットは共にブレークができず、6-6でタイブレークになってしまいました。こうなるとビッグサーバーが有利となりますが、序盤リードしたものの大事なところでミスが続き、4-7で取られてしまいました。

ツアー復帰戦でベスト4というのはある程度は評価できますし、手首に痛みは出なかったようですので、徐々に良くなっていくことを期待して次の大会を楽しみにしています。