ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

新型コロナワクチン接種後死亡者1881人の意味

2022-10-28 10:33:28 | その他
新型コロナのワクチンの多重接種に私は反対していますが、結局4回も接種してしまいました。

私は副反応もほとんど出ず、接種部位に痛みが出た程度でしたので、何の問題もなかったといえます。

厚生労働省は新型コロナワクチンの接種と副反応との関連性を議論する専門部会を開催しました。この会に提出した資料によると、予防接種開始(2021年2月17日)から2022年9月23日までに、新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例は1881件となっていました。

これはワクチン接種後1か月の死亡者数ですが、あまりにも多いので驚いています。この内訳はファイザー社製1680件でうち4回目接種後30件、モデルナ社製199件で同15件、アストラゼネカ社製1件、ノババックス1件となっています。

専門部会では22年9月4日までに報告された12歳以上の1844件の死亡とワクチン接種との関連について、a ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの、b ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの、c 情報不足などによりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの、という評価をしています。

この結果はワクチンの種類により細かく示されていますが、ここではまとめた結果を示します。まずaの因果関係があるものは1件もなく、bの因果関係がないものが11件であり、残りのc評価できないものが1784件といわば何もわからないというような結果となっています。

これに対してきちんと情報を集めていれば、新型コロナワクチンの接種と死亡との因果関係が明らかになるのに、必要な情報を集めていないのではないかと、政府の対応に不信感を抱きワクチンの多重接種を躊躇する人も出てきているようです。

厚生科学審議会の資料によればワクチン接種後の死亡原因で多かったのは、虚血性心疾患、心不全、肺炎、出血性脳梗塞、大動脈疾患となっています。これらはワクチン接種に関係なく、死亡原因として多く見られる疾患といえます。

日本の年間死亡者数は正確な数字ではありませんが、120万人前後となっています。これから考えると1か月には平均して10万人前後が亡くなっていますので、接種後の1900人程度というのは少ないといえるのかもしれません。

ワクチンを接種するような人はある意味元気であり、その後亡くなる人は少ないのは当然なのかもしれません。現在ワクチン接種と死亡の因果関係がある、つまりワクチンが死亡の原因と判断されている人は誰もいないのですが、この因果関係を証明するのは非常に難しいような気がします。

今後多くの情報を集めれば、因果関係なしは増加するかもしれませんが、ワクチンが死亡原因であるは出てこないような気がします。まあ現在のところワクチンは安全であるといって良いのではないでしょうか。