冬は風邪のシーズンですが、今年は新型コロナ対策で感染症にならない状況ですのでたぶんカゼの患者も少ないと思われます。
発表されているインフルエンザの患者数は例年の500分の1以下とされています。風邪は「風邪症候群」と呼ばれ、上気道(喉と鼻、肺の手前にある気管支)にウイルスが感染し、炎症が起こり鼻水やのどの痛み、発熱といった症状が現れる病気です。
この原因ウイルスが同定されれば、タミフルやアビガンのような治療薬を使うケースもありますが、通常は安静にしていれば自然回復します。それほどひどい高熱や症状が出なければ、市販の風邪薬を飲んで休むというのが一般的な対処法となっています。
昔は風邪で病院にいった場合は、いわゆる風邪薬と一緒に抗生物質が処方されていましたが、抗生物質の濫用による耐性菌の増加ということが出てから、抗生物質はウイルスに効かないから出すべきではないということで、現在では風邪で抗生物質が処方されることはなくなっています。
この点についてはこのブログでも書いていますが、問題だと思っています。風邪がウイルスによって引き起こされることは確かですが、同時または少し遅れて常在菌感染が起きるのが風邪だと思っています。
常在菌というのは体の中に常にいる細菌ですが、通常は免疫によって抑えられているため増殖することはありません。ところが免疫がウイルスに向かっているすきに常在菌が増殖するケースが多いのです。
そのため風邪のウイルスによる発熱など酷い症状が治まってから、咳が続いたりのどの痛みが治らなかったりすることが出てきます。実は医師はこういった状況をほとんど把握していません。
これは風邪のひどい症状が出て病院に行き、その後咳が取れなかったりしてももう一度病院に行く人はいないからです。私は風邪のひどい症状が治まってきたら、抗生物質を飲むことが最もスッキリ直す方策だと思っています。
風邪をひいても大部分の人は病院には行かず、市販薬を飲むことが多いと思われます。市販の風邪薬(総合感冒薬)は、発熱、咳、鼻水、のどの痛みといった風邪のさまざまな症状に効く成分が多数混ざっている配合剤です。
たとえば発熱だけで咳や鼻水の症状が出ていない場合でも、必要のない成分を一緒に摂取してしまうことになります。
ただし現在はこの状況を改善するために、市販の風邪薬でも熱用、喉用、鼻水用などに分けているといったCMをよく見ますが、基本的には配合量が少し違うだけで同一成分である可能性は高いと思われます。
専門家によると、成分をよく見て自分に合った風邪薬を購入すべきとしていますが、成分を見て薬効が分かる人はほとんどいないでしょう。現実的な選び方としては、いろいろ試して最も良かった薬を選ぶ程度かもしれません。
発表されているインフルエンザの患者数は例年の500分の1以下とされています。風邪は「風邪症候群」と呼ばれ、上気道(喉と鼻、肺の手前にある気管支)にウイルスが感染し、炎症が起こり鼻水やのどの痛み、発熱といった症状が現れる病気です。
この原因ウイルスが同定されれば、タミフルやアビガンのような治療薬を使うケースもありますが、通常は安静にしていれば自然回復します。それほどひどい高熱や症状が出なければ、市販の風邪薬を飲んで休むというのが一般的な対処法となっています。
昔は風邪で病院にいった場合は、いわゆる風邪薬と一緒に抗生物質が処方されていましたが、抗生物質の濫用による耐性菌の増加ということが出てから、抗生物質はウイルスに効かないから出すべきではないということで、現在では風邪で抗生物質が処方されることはなくなっています。
この点についてはこのブログでも書いていますが、問題だと思っています。風邪がウイルスによって引き起こされることは確かですが、同時または少し遅れて常在菌感染が起きるのが風邪だと思っています。
常在菌というのは体の中に常にいる細菌ですが、通常は免疫によって抑えられているため増殖することはありません。ところが免疫がウイルスに向かっているすきに常在菌が増殖するケースが多いのです。
そのため風邪のウイルスによる発熱など酷い症状が治まってから、咳が続いたりのどの痛みが治らなかったりすることが出てきます。実は医師はこういった状況をほとんど把握していません。
これは風邪のひどい症状が出て病院に行き、その後咳が取れなかったりしてももう一度病院に行く人はいないからです。私は風邪のひどい症状が治まってきたら、抗生物質を飲むことが最もスッキリ直す方策だと思っています。
風邪をひいても大部分の人は病院には行かず、市販薬を飲むことが多いと思われます。市販の風邪薬(総合感冒薬)は、発熱、咳、鼻水、のどの痛みといった風邪のさまざまな症状に効く成分が多数混ざっている配合剤です。
たとえば発熱だけで咳や鼻水の症状が出ていない場合でも、必要のない成分を一緒に摂取してしまうことになります。
ただし現在はこの状況を改善するために、市販の風邪薬でも熱用、喉用、鼻水用などに分けているといったCMをよく見ますが、基本的には配合量が少し違うだけで同一成分である可能性は高いと思われます。
専門家によると、成分をよく見て自分に合った風邪薬を購入すべきとしていますが、成分を見て薬効が分かる人はほとんどいないでしょう。現実的な選び方としては、いろいろ試して最も良かった薬を選ぶ程度かもしれません。
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