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特許翻訳とブログ原稿

2016-12-10 10:42:15 | その他
私が内職として、特許の指定部分を翻訳する仕事はじめてから1年半以上になりました。小遣いの足し程度にしかなりませんが、自宅で好きな時間にできるということで気に入っています。

このシステムについては、ちょうど1年ほど前に紹介したのですが、簡単に書いておきます。この仕事はネットのこの会社の特定サイトに入り、IDとパスワードを入れると私用のページが開きます。そこに依頼された特許の一覧表が入っており、これをダブルクリックして別なパスワードを入れると翻訳文の入力画面となります。

ここで「参考機械翻訳を表示」というボタンをクリックすると、英文の隣に機械翻訳した和文が並びます。機械翻訳がかなり進歩したといっても、全く日本文にはなっていませんが、特殊な単語の訳(病気の名前や人間の臓器名など)は確実ですので、辞書で調べなくても済みます。

当初はこの画面に直接入力していたのですが、他のウインドウを開いたりするのが不便とか、ワープロ機能自体がワードの方が優れていますので、その後このページを印刷して、ワードに入力しそれをコピーするようになりました。

この特許の翻訳というのは、ある意味特殊能力で、それほど英語力を必要としません。私も英文の新聞は、読んでもほとんど意味が分からな程度の英語力です。米国や国際特許を読むというのは、私の現役時代は重要な仕事一つでしたし、自分で書いた日本特許を英語に直してもらいチェックするようなこともやっていました。特許の文章というのは完全な定型文で、その中に専門用語が治まっているものですので、慣れてしまえばそれほど難しいものではありません。

もともと英文も、数行の中にピリオドが一つというような、おかしな英語が慣習となっています。ですからまず全文を読んで、内容を頭に入れる手間も必要ありません。私の専門は「化学」ということで登録してありますが、この中にはあまり得意でない、無機化学や高分子プラスチックから遺伝子関連まで入ってしまいます。こういう分野ですとなかなか訳語が出てこず、時間がかかり辞書調べることも多くなります。

辞書といってもウェブ辞書ですが、グーグル翻訳に行くと10種ぐらいの翻訳サイトが並んでいます。この内エキサイトという辞書は、専門を指定して翻訳できますので、よく使うのですがほとんどカタカナしか出ないことが多いようです。興味があるときはこのカタカナの意味を調べたりしますが、大体は単にカタカナを書いて終わりにしています。

遺伝子関連の特許は日本語がない単語が多く(例えばクローニングなど)、カタカナだらけで意味が分からないものになってしまいます。この翻訳案件は月に30件程度ですので、それほど負担にならずにできており、訳語がなかなか出なくなるまでは続けようと思っています。

タイトルの内容にならず、長くなりましたのでまた続けます。

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