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新型コロナを含む風邪には抗生物質が必要という個人的見解

2022-12-03 10:41:37 | 
新型コロナは徐々に増えていますが、これを5類に見直そうという動きが始まったようです。

私はこれに賛成ですが、多くの医師は新型コロナはただの風邪ではないというのが大方の意見のようです。

そのひとつが新型コロナの感染力の強さで、現在の感染予防の対策でインフルエンザの感染はかなり抑えられるのに、新型コロナは広がってしまいます。新型コロナは感染して3日ぐらいで治ってしまう人もいれば、後遺症のように咳がなどの症状が長く続く人もおり、単純な風邪とは言えないという意見のようです。

また現在処方されているような風邪薬は、ウイルスを抑える作用は全くなく、単に症状を和らげる対症療法ですので、治療法が確立していないなどが主な理由となっています。

さてコロナやインフルエンザを含む風邪というのは、ウイルスが体内に入り増殖することによって起きるウイルス感染症です。20年ぐらい前までは、風邪をひき病院に行くといわゆる風邪薬と抗生物質が処方されていました。

それが抗生物質はウイルスに何の効果もなく、抗生物質の乱用が耐性菌の出現を招くといった理由から現在では抗生物質を処方する医師は全くいなくなりました。

しかし私や昔の研究仲間の間では、風邪はウイルスと細菌の複合感染であるというのが常識となっていました。より正確にはウイルス感染によって引き起こされた状態が、ウイルスが減少すると体に住み着いている常在菌が増殖してしまうというものです。

ウイルスは種類によって侵入部位は異なっていますが、常在菌はヒトによって同じところに潜んでいます。ウイルス感染では色々な症状が出ますが、その後喉が痛くなったり咳が出たりと毎回同じ症状になるのは常在菌のためと考えられます。

ウイルスは免疫システムによって防御できますが(ひどい症状はすぐ治ります)、常在菌が増殖した場合は免疫が非常に効きにくく長引いてしまいます。この時に抗生物質を服用すれば、すっきりと治るわけです。残念ながら医師はこの事実に気づくことはありません。

風邪をひいてひどい症状で病院に行っても、このウイルスが駆除でき熱が下がって若干咳が残っても、再度病院に行く人はいないからです。

私は抗生物質を常備していますので、風邪を引いたかなと思ったら風邪薬を飲み、熱が引いたら抗生物質を飲みます。これで長引くことなくすっきりと治っています。

新型コロナの場合も熱も下がり咳やのどの痛みが続く場合は、抗生物質を飲めば治るのではと思っていますが、そんな処方をする医師はいないでしょう。ウイルスをやっつけたのに、何故後遺症的なものが残るかわからず自然治癒を待っているのが現状のようです。

ウイルス感染症(風邪などですが)の場合は、それに続く細菌感染症がセットになっているという事が認知されることはないのでしょうか。

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