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ガンのニセ情報に騙されないために

2023-06-16 10:31:14 | 健康・医療
私の友人知人でもガンを発症した人は多く、元気に復活した人もいれば残念ながら亡くなった人もいます。

巷にはガンの情報はあふれており、多くはあまり根拠ないものといえるのかもしれません。私はこの歳になれば(76歳)、ガンが見つかっても特に治療はせず放置しようと考えています。

ひとつにはもうガンの進行のそれほど早くなく、手術や薬物療法といった身体に負担のかかる治療をしても、寿命はあまり変わらないだろうという考えです。ここではガンの専門医のガンに関する正しい情報の見極め方について紹介します。

ただし私はこの意見にあまり賛成はしていませんが、あくまで専門家の一般的な推奨事項です。まずガン発見に有効な検診や必要のない過剰な検診についてです。

推奨されているガン検診は5つのガンですがこれは科学的な根拠があり、検診を受けることでガンによる死亡率が低下すると分かっているものです。ただしこのガン検診でガンが見つかり早期治療を受けたという話しを聞いたことがありませんので、本当に有効かはやや疑っています。

逆にこの専門家は前立腺ガンのPSA検査は推奨できるものではないとしています。前立腺ガンは進行が遅く、検診を行わなければ発見されず、治療をしなくてもよいものが多く含まれているため推奨しないとしています。

ただ私の周りでは数人の前立腺ガンがこのPSA検査で見つかっています。彼らは全員手術などの治療を受けていますが、この必要性は別な問題のような気がします。

次にがんの予防ですが、国立がんセンターのデータでは、ガンになった人の4割程度は生活習慣が影響を及ぼしているとしています。ただし食生活の比重は非常に低く、喫煙と感染になっているようです。

ガンの治療法は非常に広告などの情報が多くなっていますが、やはり基本は標準治療としています。標準治療というと「並み」の治療法というイメージがありますが、世界中の最も良いものが標準治療で、全て保険適用になっています。

保険が利かないものは、まだ効果が定まっていないもの、効果が怪しいものと考えてよいようです。怪しい医療情報を見抜くポイントは1,保険が効かない治療、2,「ガンが消えた」など過剰なうたい文句、3,体験談の紹介、としています。

ここで紹介したことは一般的によく言われていることですが、ガンの難しさは個々によって大きく異なる点です。私の知人でもステージⅣから回復したケースもあれば、初期なのに突然死した友人もいます。

こういったガンにどう対処すればよいのかは難しいのですが、中年になれば積極的に検診を受けるぐらいかもしれません。


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